神戸阪急で開催された新年を祝うスイーツイベントの魅力

神戸阪急での新年イベント「みんなのガレット博覧会」

神戸の洋菓子文化が色濃く反映された「みんなのガレット博覧会～2025神戸ガレット・デ・ロワ～」が、1月10日から13日までの間、神戸阪急本館9階催場で開催されました。このイベントは、一般社団法人兵庫県洋菓子協会と公益財団法人神戸ファッション協会の主催により、今年で5回目を迎えました。

多彩なガレットの魅力

本イベントの目玉は、フランスのお祝い菓子「ガレット・デ・ロワ」です。このお菓子はアーモンドクリームが詰まったパイで、フィリングの中に埋め込まれた「フェーブ」を当てた人が幸運を得るという伝説があります。このガレット・デ・ロワを始め、地元パティスリーとブーランジェリーの手による多様なガレットが一堂に会しており、訪れた人々はそれぞれの味わいを楽しむことができました。

会場には、神戸に本店を持つ人気の洋菓子店やパン屋からの出展が並び、さまざまなガレットが販売されました。特に注目を集めたのは、直径15センチのガレット・デ・ロワや、神戸牛を使用したミートパイ、さらには本場フランスの職人によるアマンドガレットなど、各店自慢の逸品が揃ったことです。

楽しい体験イベント

「みんなのガレット博覧会」では、ただお菓子を味わうだけでなく、参加することでその楽しみを深めるイベントも充実していました。オープニングセレモニーでは、直径70センチの特大ガレット・デ・ロワの入刀セレモニーが行われ、多くの来場者の目を引きました。また、来場者が体験できる「ガレット・デ・ロワ作り体験」もあり、自分だけのガレットを作ることができる貴重な機会が提供されました。

さらに、会期中には「焼きたてガレット・デ・ロワ」の数量限定販売も行われ、新鮮な香りとともにその場で楽しむことができます。特に印象深いのは、午後に行われる「お楽しみガレット・デ・ロワ」で、運が良ければ特製のフェーブと洋菓子の詰め合わせを手に入れるチャンスもあります。