転職エージェント向けAI業務OS「RecruitOS」が誕生
株式会社Leachが、転職エージェント向けの新たなAI業務OS「RecruitOS」の事前登録受付を開始しました。このシステムは、中小規模の転職エージェントやサーチファームの業務改善を目指し、従来の複数のSaaSツールを統合したものです。
RecruitOSを使うことで、AIの力で業務の効率化が図れるため、業界の非効率な部分を解消する大きな助けとなるでしょう。
募集するβ版モニター企業
今回、Leach社では中小転職エージェントやRPO事業者を対象に、β版モニター企業の募集を行っています。
このモニター制度に参加する企業には、利用料金が優遇され、機能要望が優先的に反映される特典も付いてきます。また、導入時のサポートも手厚く、自社の業務フローにマッチした使い方を実現するための伴走支援サービスが提供されます。
中小転職エージェントが抱える課題
日本には約2万8,000社の有料職業紹介事業者が存在しますが、その大半は従業員10名以下の中小企業で占められています。大手転職エージェントは独自のシステムを持ち、効率的に業務を遂行している一方で、中小エージェントは数多くのSaaSツールを組み合わせて運営せざるを得ません。
これにより、業務環境はcomplexで非効率的なものと化しており、従業員はデータ転記などの手間が多く、本来注力すべき業務に時間を使えなくなっています。
たとえば、候補者の面談や提案作成にかかる工数は無視できないもので、データのコピー&ペーストに日々2〜3時間を費やすコンサルタントも少なくありません。これに対し、RecruitOSは業務プロセスをAIによって自動化し、効率的に生産性を向上させようとしています。
RecruitOSの機能
RecruitOSには以下のような機能が搭載されています。
- - AIマッチング:求人票と求職者の情報をベクトル検索とLLM評価で瞬時にスコアリング。
- - AI提案文生成:求職者の経歴に基づいたパーソナライズされた提案文を生成し、簡単にLINEで送ることが可能。
- - LINE連携メッセージ管理:LINEのメッセージを一元管理し、情報を残した状態で業務をスムーズに進行できる。
- - AI自動面談:面談の全過程を自動化し、録音・文字起こし・要約を実施。
- - 選考パイプライン管理:応募から入社までの進捗を可視化し、適切なフォローができるようにする。
- - 日程調整機能:Google Calendarと連携し、スムーズな日程調整を実現。
これらの機能により、従来の課題を解消し、転職エージェントの業務環境を激変させる可能性を秘めています。
導入効果の見込み
RecruitOSを導入した際の効果の試算として、ツールの月額コストは約20万円から1本に集約され、提案文作成の工数は従来の30分からたったの3分に削減される見込みです。これにより、コンサルタント1人当たりの月間候補者対応数が大幅に増加し、業務の効率化が図られるでしょう。
開発者の思い
Leach社の代表取締役である冨永拓也氏は、「人と求人を結びつける価値高い業務に、コンサルタントに本来使ってほしい時間を取り戻すことが私たちの目指すところ」と語っています。
このビジョンを実現するために、RecruitOSを通じて業界のデジタル化を推進し、今までの非効率な業務営 きを変革することを目指しています。
事前登録と今後の流れ
RecruitOSの正式リリースに向けて、事前登録を希望する企業は、専用フォームから問い合わせることができます。登録企業にはオンラインデモや業務課題のヒアリングが行われ、デモを通じて事業構造の確認がなされます。その後、β版の導入とデータ移行が行われ、本格的な運用に移行する流れが予定されています。
このように、RecruitOSの導入は転職エージェント業界にとって、新たな生産性向上の鍵となることでしょう。今後の展開に注目が集まります。