日本初ファシリティドッグの感動物語
入院中の子どもたちの心を癒す存在として注目されるファシリティドッグ、その先駆けとして知られる「ベイリー」。彼を育てたアメリカの団体の創立者であるモーリーン・マウラー氏による著書『ワンダードッグ人に寄り添う犬たち』が、ついに日本で出版されることが発表されました。著書は、来たる12月24日に販売開始される予定で、特に病気と闘う子どもたちに寄り添う感動的なストーリーを描いています。
ファシリティドッグとは?
ファシリティドッグは、病院や施設内で治療を受ける子どもたちの精神的支えとなる特別な犬たちです。彼らは医療チームの一員として、入院生活を送る子どもたちに対して愛情をもって接し、安心感をもたらす役割を果たしています。特に小児がんや重い病気の子どもたちにとって、ファシリティドッグとの触れ合いは治療の一環として重要な意味を持ちます。
新刊の特徴
『ワンダードッグ人に寄り添う犬たち』は、モーリーン・マウラー氏自身の経験に基づき、ファシリティドッグの魅力や効果を余すところなく伝えています。また、日本語版にはベイリーの思い出アルバムや、彼に関わった人々の心温まるメッセージが特別付録としてついてきます。これにより、ファシリティドッグの活動や意義を、より多くの人に知ってもらえる内容となっています。
クラウドファンディングの実施
この新著の出版に伴い、特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズは「入院中の子どもたちを笑顔に!本の力で広げるファシリティドッグの未来」というクラウドファンディングを開始します。プロジェクトは2023年11月22日より、国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」で募集開始。目標金額は800万円で、集めた資金は書籍の購入や必要経費、さらには新しいファシリティドッグの育成に充てられる予定です。
支援の重要性
ファシリティドッグは、静岡県立こども病院、神奈川県立こども医療センター、東京都立小児総合医療センター、国立成育医療研究センターなど、全国の多くの医療施設に常駐し、特別なトレーニングを受けた犬たちが医療現場で活躍しています。しかし、彼らが患者と密に関わる機会を増やすためには、さらなる支援が必要です。
クラウドファンディングを通じて、多くの人に『ワンダードッグ人に寄り添う犬たち』を手に取ってもらうことで、ファシリティドッグがより多くの病院でその役割を果たし、病気と闘う子どもたちにとっての心の支えとなることが期待されています。
最後に
この素晴らしいプロジェクトを支えるために、一人でも多くの方の温かい支援が必要です。ベイリーや彼の仲間たちが、喜びと笑顔を届ける存在であり続けられるよう、ぜひご協力ください。プロジェクトの詳細やご支援はこちらから確認できます:
プロジェクトページ。