コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」がMRR1億円を突破し新たな成長を目指す

株式会社シンカ、「カイクラ」が生み出す新しいコミュニケーション

株式会社シンカが開発したコミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」が注目を集めています。このプラットフォームは、電話、メール、Web会議、SMSなどのコミュニケーションチャネルを一元管理することができ、企業の顧客体験（CX）を大きく向上させています。2025年4月には月次経常収益（MRR）が1億円、年間経常収益（ARR）が12億円を超えるという素晴らしい成果を達成しました。

「カイクラ」は、顧客とのあらゆる接点をデータ化することにより、コミュニケーション履歴を可視化します。この機能によって、企業は顧客対応の効率を高めることができ、さらにおもてなしの精神を持った対応を実現し、顧客満足度の向上につながっています。また、事業の成長も加速させることができるのです。

成長を支える要因

今回のMRR1億円およびARR12億円達成にはいくつかの要因が関与しています。特に注力している自動車や不動産業界におけるアクティブユーザー数の前年同期比20.6%増、顧客単価の32.2%増、さらに解約率も0.28%と低水準を維持していることが挙げられます。

加えて、近年ではカスタマーハラスメント対策へのニーズが急増しており、これが「カイクラ」の成長を助ける要素のひとつとなっています。企業がこのような課題に取り組むための効果的なツールとして評価されています。

「カイクラ」のこれまでの実績

「カイクラ」は2014年8月にサービスを開始以来、順調に成長を続けてきました。現在では2,900社、5,700拠点以上で利用され、NTT東日本の正式受託商品として認定されたことでもその信頼性が証明されています。もろもろの受賞歴もその成果の一部であり、2023年には「ITreview Grid Award」においてCTI部門でのリーダーに選ばれています。

さらなる挑戦

シンカは、2024年3月に上場を予定しており、このタイミングを機に「第二創業期」を迎えます。今後はAIの活用に力を入れることで、更なる企業のコミュニケーション改革を推進し、さらなる成長を実現する方針です。

このように、株式会社シンカは「カイクラ」を通じて新たな価値を創造し続けています。今後も顧客体験を重視したサービス提供を目指して邁進する姿勢には、目が離せないでしょう。