信長-SAMURAI-:日本舞踊の可能性を広げる新たな舞台
2023年10月、東京・浅草にて日本舞踊の新たな挑戦が幕を開けます。その名も「信長-SAMURAI-」。この公演は、織田信長の生涯をテーマにした作品で、信長をカリスマダンサーとして演じるのはファルフ・ルジマトフ。彼が織りなすダンスは、400年以上前のSAMURAIたちの生き様を現代に反映させています。
公演には、信長を支える重臣たちも多く登場します。齋藤道三役は藤間蘭黄が演じ、天下を狙う木下藤吉郎(秀吉)を岩田守弘が演じ、さらに明智光秀も藤間蘭黄が二役を務めるなど、豪華なキャスト陣が揃っています。舞台では、桶狭間の戦いや比叡山の焼き討ち、本能寺の変といった歴史的な出来事が緊張感あふれる演出で展開されます。
公演概要と詳細
- - 公演名: 信長-SAMURAI- ~日本舞踊の可能性vol.5~
- - 日時: 2023年10月25日(水曜)19時開演、26日(木曜)15時開演(開場は開演30分前)
- - 場所: 浅草公会堂(東京都台東区)
- - 入場料:
- S席: 12,000円
- A席: 8,000円
- B席: 5,000円
- C席: 2,000円
- パトロネージュシート: 50,000円・30,000円・20,000円(公演支援席)
チケットの一般販売は2023年8月24日から開始され、先行予約は7月25日から行われました。購入は、株式会社代地またはイープラスのウェブサイトより可能です。
公演の構成は第1部と第2部からなり、第1部ではファルフ・ルジマトフと藤間蘭黄のソロパフォーマンスが披露されます。そして第2部において「信長-SAMURAI-」が上演され、藤間蘭黄による脚本・演出に、岩田守弘の振付が加わることで、舞台は華やかに彩られます。
演奏陣は、笛の鳳聲千晴、小鼓の堅田喜代、大鼓の藤舎千穂など、豪華な面々が揃い、音楽面でも魅力的な仕上がりとなっています。衣装はファセッタズムの落合宏理が手掛け、照明や美術にも高いこだわりが感じられます。
主催は株式会社代地、共催にはロシアン・アーツが名を連ねています。歴史と現代の融合が描かれるこの舞台は、舞踊ファンだけでなく、日本の歴史に興味がある方々にも楽しんでいただけることでしょう。
信長の生き様を通じて、当時の文化や価値観に触れられる貴重な機会です。秋の夜空の下、浅草で行われるこの公演をぜひお見逃しなく!