多様な人材が介護業界で花開く！なごや介護の日フェア2024の様子

多様な人材が介護業界で花開く！『なごや介護の日フェア2024』への出展

2024年11月9日、名古屋市にて行われた『なごや介護の日フェア2024』に、メディカル・ケア・サービス株式会社が運営する「愛の家グループホーム中川新家」が出展を行いました。このイベントは、介護職の重要性やそのやりがいを市民に伝えることを目的に設計され、特に介護領域での多様性を祝う機会となりました。

イベントの目的と背景

介護の日は11月11日に設定されており、この日を中心に介護に関する理解を深める活動が行われています。今年のテーマは『次世代と作る新しい介護のカタチ「GOTCHA」』で、様々な世代やバックグラウンドを持つ人々が協力し合いながら支え合う介護という新たな形に焦点を当てました。

このフェアでは、特に外国人の特定技能を持つ介護スタッフが活躍する姿を見せることで、介護業界に対する偏見や誤解を解消しようという思いが込められています。

出展ブース「なんでもかんでも詰め放題！」

今回、愛の家グループホーム中川新家が運営したブースは「なんでもかんでも詰め放題！」というユニークな企画で来場者の皆さんを楽しませました。このブースでは、来場者に時間と袋のサイズを的中させてもらい、その後に商品を詰め込んでもらうという楽しみが提供されました。この運営は、特定技能外国人の4名によって行われ、母国語に加えて日本語やさまざまな言語でのコミュニケーションを図り、多くの人々が参加しました。

特定技能外国人が直接ブースを運営したことで、介護に対する理解を深めるだけでなく、異なる文化や言語を通じての交流も生れました。

外国人人材の役割とその価値

少子高齢化が進む日本において、厚生労働省は2040年までに約272万人の介護職員が求められると予測しています。このような背景から、介護業界は外国人の特定技能者の受け入れに積極的です。愛の家グループホーム中川新家では、特に愛知県地域で活躍する多様な外国人人材に向けて、日本語研修や介護福祉士資格取得に向けた勉強会が実施されています。

また、特定技能外国人の中で介護福祉士の資格を取得した方々には、教育者として新たな役割を担ってもらうことで、より多くの外国人人材を支援しています。

経験者の声

ブース運営に参加したベトナム出身のフェさんは、「このイベントに参加できたこと、たくさんの人とコミュニケーションを楽しめたことが嬉しかったです。介護の仕事は、ご利用者から感謝の言葉をいただくことが多く、そのお言葉が私たちを力づけてくれます」と語っており、介護職のやりがいを感じていることが伺えます。

今後の展望

メディカル・ケア・サービス株式会社は、介護の質を向上させるため、外国人人材の活用を推進していきます。日本国内での介護の新たなカタチを作り、次世代の介護職員を育成することが社会にとっての責任であり、未来につながる道だと信じています。

介護業界に新たな風を吹かせる特定技能外国人の活躍を、今後も眼を離さず見守っていきたいですね。