医療法人医誠会(大阪府大阪市)は、がん患者とその家族をサポートするため、緩和ケア相談外来に関する動画シリーズ「教えて医誠会」を公開しました。
このシリーズでは、医誠会国際総合病院の医師や専門家が、がん患者が抱える痛みや不安にどのように寄り添い、心身両面のケアを行うのかを解説します。
第1回は「がんの痛みと緩和ケアの重要性」をテーマに、緩和ケア認定看護師が、がんによる痛みの特徴や種類、そして痛みを軽減するための具体的なアプローチについて解説しています。
がんによる痛みは、がんの種類や進行度、治療方法によって異なり、人によって感じ方も異なります。さらに、身体的な要因だけでなく、病気に対する不安や心配といった精神的な要素も影響しています。
この動画シリーズでは、こうした痛みや不安に対応するための支援や、患者さんが少しでも快適に日常生活を送れるようにするための方法を紹介しています。
今後の動画では、緩和ケア相談外来の詳細や、医誠会国際総合病院が提供するサポートについて解説していく予定です。
医誠会国際総合病院は、47診療科、総職員数1,893名の体制で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療DX、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入に取り組んでいます。
地域医療に貢献するとともに、国際医療ツーリズムにも挑戦しており、24時間365日の体制で救急医療を提供しています。
令和3年度には、救急搬送件数が大阪府で第1位、全国で第10位を記録しました。
医誠会は、がん患者とその家族が安心して過ごせる環境を提供するため、今後も様々な取り組みを行っていく予定です。