脳を守るための習慣とは？"脳の名医"が伝授する全身管理術

新刊『100歳まで冴える脳習慣10』のご紹介

10月31日にリリースされる新しい書籍、『100歳まで冴える脳習慣10』は、私たちが「いつまでも使える脳」を保つための具体的な方法を提供しています。著者は、“脳の名医”である石川久氏。彼はこれまでに1万人以上の脳を診断してきた実績を持ち、その知識と経験を基にした全身管理術を紹介しています。

骨盤がカギを握る

本書で強調されているのは、全身の健康において非常に重要な役割を果たす「骨盤」です。多くの方が脳の健康を意識する際、直接的には血流や食事に注目しがちですが、実は骨盤がしっかりと安定していることが、全身に巡る血流を良くし、それが脳への血流をも促進するのです。

石川氏は、外来の診療でも患者の骨盤の状態をチェックし、その歩き方や姿勢から健康状態を推察する方法を紹介しています。姿勢が悪いと、脳への血流は悪化し、集中力や記憶力の低下を引き起こす可能性があります。

10の冴える脳習慣

本書では、次の10項目が提案されています：
1. 骨盤から全身の血流を改善する
2. 五感をフルに活用する趣味を持つ
3. 頭痛薬との上手な付き合い方
4. 「あとひと口」での決断力を磨く
5. よく噛んで食べる習慣
6. 肉の脂肪を減少させる調理法
7. 朝に十分な水分を摂る
8. 口や耳、鼻の健康を維持する
9. 脳ドックを有効活用する
10. 地元の救急体制を把握しておく

この「10」の習慣は、どれも日常生活の中で簡単に取り入れられるものであり、長期的な脳の健康の維持に寄与するものです。

血流と脳の健康

脳は日常的に大量の糖分と酸素を需要としています。これらは全身を巡る血液によって運ばれますが、現代人は運動不足や不良姿勢が原因で血流が滞りがちです。だからこそ、日常的に立ち方や座り方を見直すことが重要です。

具体的なメンテナンス法

石川氏は、脳に良い影響を与える詳細な運動法や生活習慣も紹介しています。例えば、「アイーン体操」や「頭蓋骨ストレッチ」は、リラックスしながら血流を促進するための体操です。これを日課にすることで、脳への血流も改善され、結果的に記憶力や集中力の向上につながります。

その他の貴重な情報

著者の石川久氏は、脳腫瘍や脳卒中などの神経疾患の専門家でもあり、その治療法や予防にも触れています。具体的な体験を元に、患者に向けたアドバイスが展開されており、医療監修者としての役割も持つ彼の視点は、一般読者にとっても非常に役立つものです。

本書は、脳の健康を意識するすべての人に読んでいただきたい内容になっています。高齢化社会が進む中、「100歳まで冴える脳」を保つための習慣を、今から取り入れてみませんか？