自宅で楽しむ本格的な中華蒸し料理
2025年11月、グラフィック社から新たに発売される書籍『「中華可菜飯店」の蒸し料理』が注目を集めています。この本は、ヘルシーで簡単に作れる蒸し料理のレパートリーを増やしたい方々に向けた一冊で、特に家で手軽に本格的な中華蒸し料理を楽しみたい人にぴったりです。
著者は、東京・永福町にある人気の中華料理店「中華可菜飯店」のシェフ、五十嵐可菜さん。彼女は、料理を通じて「いちばん儚い芸術」という言葉に影響を受け、料理の道を歩み始めた若手シェフです。多様なレシピが満載で、点心はもちろんのこと、肉、魚介、スープ、デザートまでカバーしています。
新しい蒸籠レシピが満載
蒸し料理は老若男女問わず人気がありますが、その準備やレシピがマンネリ化することがしばしば。この書籍は、特に蒸篭を持つ家庭に向けて新たなレシピを提案しています。たとえば、野菜料理には「丸ごとトマトの舞茸酸辣あんかけ」や「豚スペアリブの豆豉蒸し」、更には「白身魚の紹興酒蒸し」といった、多彩なメニューがラインナップされています。
カテゴリー別で分かりやすい
本書は、関心のある料理ジャンル別にレシピを紹介しています。初めてでも手軽に作れる野菜蒸しから始まり、肉料理、魚介料理、点心、すいとん、ご飯や麺、デザートに至るまで、すべて網羅しており、料理を作りたいと思った瞬間、すぐに取りかかれるのがうれしい特徴です。
例えば、スープセクションには「エスニック風海老ワンタンスープ」があり、これに「ちりめん山椒のおこわ」や、「バナナ入りマーラーカオ」といったデザートが組み合わされます。これにより、食卓は変わり映えのある華やかな内容になります。
若手シェフの情熱
五十嵐可菜さんは、北海道生まれで、京都造形芸術大学に在学中、偶然受けた精進料理の授業がきっかけで料理の世界に入ることを決意しました。中華料理店での修行を経て、2021年に「中華可菜飯店」を東京・永福町にオープンし、2024年には渋谷にプロデュース店「中華可菜点心」を開店しています。彼女の料理に対する情熱と独自の視点が、この書籍に反映されています。
書籍詳細
- - 書名: 「中華可菜飯店」の蒸し料理
- - 著者: 五十嵐可菜
- - 発売日: 2025年11月
- - 仕様: B5判・並製112ページ
- - 価格: 1,980円(税込)
- - ISBN: 978-4-7661-4079-8
本書は、日々の食卓に彩りを添え、蒸し料理の新しい世界を広げてくれることでしょう。 日々の料理において、作ることが楽しくなる一冊です。
関連書籍のご紹介
さらに、同年3月には丹羽直美著『蒸篭弁当』も発売予定です。蒸し料理をテーマにしたレシピの多様性が増す中、「蒸篭弁当」では、焼かない、炒めない、揚げない、蒸すだけでヘルシーな弁当作りを提案しています。