新たな才能を呼び込む「NOT A HOTEL DESIGN COMPETITION 2026」
今年も、斬新な建築デザインが求められる季節がやってきました。NOT A HOTEL株式会社は、将来の建築界を担うU-40の建築家・クリエイターを対象とした「NOT A HOTEL DESIGN COMPETITION 2026」を開催します。昨年に引き続き、若手クリエイターたちの刺激的なアイデアを募るこのこのコンペティションでは、最優秀賞に選ばれた作品に対して1,000万円の賞金が授与されるほか、具体的な設計をしっかりとサポートし、実際に形にするプロジェクトへと繋げることができます。
審査委員の顔ぶれ
審査員には、国際的に名高い建築家のビャルケ・インゲルス氏、藤本壮介氏、インテリアデザイナーの片山正通氏が名を連ねています。彼らは書類審査及び公開プレゼンテーションを経て、優れた作品を選び出し、最終的な受賞者を決定します。また、今回のコンペティションでは新たに「学生賞(U-25)」も設けられ、若い才能が刺激を受け、自由なデザインへの挑戦を支援する仕組みが整っています。
参加方法とスケジュール
エントリーは本日9月22日から開始され、特設サイトで作品を提出することが可能です。応募の締め切りは2026年1月11日で、選考プロセスは2段階にわたって進められます。一次審査を通過した作品は2月中旬に発表され、その後、公開審査会を経て各賞を選定します。受賞作品である最優秀賞の施工には、NOT A HOTELとしての実現が伴い、審査員たちとの質疑を通じて、参加者たちが本当に求めるものに向き合う機会が得られます。
舞台は屋久島
競技の舞台となるのは、Jean Nouvelが手掛けた「NOT A HOTEL YAKUSHIMA」が位置する屋久島エリアです。ここには、何千年もの歴史を持つ屋久杉や魅力ある海岸線が広がり、自然の美しさが息づいています。この特別な環境で、どのような建築が生まれるのか、多くの期待が寄せられています。昨年の第一回大会も世界中から620作品が集まりましたが、今年も新たな才能の登場が待たれます。
若きクリエイターへのメッセージ
このコンペティションは建築を単なる構造物として捉えるものではなく、参加者が持つ夢やアイデアを実現する自由な場です。ビャルケ・インゲルス氏は、「過去の慣習に縛られず、リスクを恐れずに高い目標を設定してほしい」と願っています。このコンペを通じて、若き建築家が自己のビジョンを持ち寄ることで、次世代を担う新しい潮流の創出につながることが期待されています。
もっと詳しく
詳細な実施要項や申し込みは、特設サイト(https://notahotel.com/design-competition/2026)で確認できます。若いクリエイターたちが持つ無限の可能性に期待し、素晴らしい作品が生まれることを心から楽しみにしています。さあ、新たな扉を開こう。