建築とサインデザイン ~横須賀美術館の実例から考える~
建築とデザインは互いに深い関係性を持っています。特に、機能と美しさを兼ね備えたサインデザインは、その場の印象を大きく左右します。このたび、横須賀美術館で開催されるトークショー「建築とサインデザイン」では、著名なグラフィックデザイナーたちがその重要性について語ります。
イベントの詳細
日時・場所
このイベントは、令和7年(2025年)3月8日(土)の13時から15時まで行われます。会場は横須賀美術館ワークショップ室で、12時45分に開場しますので、早めの到着をお勧めします。
登壇者
ゲストには、グラフィックデザイナーの廣村正彰氏と色部義昭氏が参加し、それぞれの専門分野から建築とサインデザインについての見解を述べます。廣村氏は横須賀美術館のロゴマークやピクトグラムのデザインを手がけており、色部氏はOsaka Metroや国立公園のサインデザインなど、多岐にわたるプロジェクトを経験しています。
ファシリテーター
イベントの進行役は、齋藤精一氏が担当します。齋藤氏は建築デザインを著名な大学で学び、地域デザインや観光に携わってきた実績があります。現在はグッドデザイン賞の審査委員長でもあり、多彩な視点からトークを展開することでしょう。
イベントの目的
このトークショーは、建築とサインデザインの融合と、どのように現代のデザインに影響を与えているかについて聞く貴重な機会です。サインはただの目印ではなく、訪れる人々を目的地へと導く重要な役割を果たしています。横須賀美術館はその代表例として、このイベントを通じてサインデザインの理解を深めていただければと考えています。
参加方法
参加は無料ですが、当日の日付に限って所蔵品展または企画展の観覧券が必要です。定員は60名で、事前申し込みが必要です。応募者が多い場合は抽選となりますので、早めの申し込みをお勧めします。応募はe-kanagawaの申し込みフォームを通じて行えます。締切は2月24日(月)23時59分です。
登壇者のプロフィール
廣村正彰
1954年生まれの廣村正彰氏は、様々な領域でビジュアルアイデンティティやサイン計画を手がけてきました。主なプロジェクトには、横須賀美術館や金沢美術工芸大学のサイン計画、東京2020オリンピックのスポーツピクトグラム開発などがあります。
色部義昭
1974年生まれの色部義昭氏は、多様なデザインに携わり、Osaka Metroや東京都現代美術館のサイン計画などが代表作です。また、大阪関西万博では日本館のアートディレクションを担当しました。
齋藤精一
齋藤精一氏は、建築学科を学び、株式会社ライゾマティクスを設立後、様々なデザインプロジェクトに関わっています。2023年からはグッドデザイン賞の審査委員長として活躍しています。
まとめ
このトークショーは、建築とサインデザインの重要性を理解し、それを通じて日常生活や場所の感じ方を深める素晴らしい機会です。建築に対する意識が変わる瞬間をぜひ体験してください。