少年院支援プログラム
2025-12-02 14:32:32

キズキと公文教育研究会が推進する少年院学習支援プログラムの全貌

プログラム概要



株式会社キズキは、法務省からの調査研究事業を受託し、公文教育研究会と共に2025年10月1日から全国7つの少年院で「就労を見据えた学習支援プログラム」を提供することが決まりました。このプログラムは、在院者の基礎的学力の向上と、出院後の就労に向けた支援を目的としています。

背景



最近、少年院からの出院者が就労する際、多くの雇用主から「基礎的な学力が不足しているため、仕事がうまくいかない」という声が上がっています。このため、少年院内での教育が求められているのです。しかし、現状の矯正教育では、在院者への個別指導が不十分であるとの指摘もあります。このような課題を解決するため、キズキは公文教育研究会と連携するに至りました。

キズキの役割



キズキは、本プログラムの実施にあたり、以下の役割を担うことになります:
  • - 対象少年院での公文式学習を用いた支援
  • - 教材準備や学習指導、採点などの準備業務
  • - 就労を希望する入所者への情報提供

さらに、キズキは効果的な学習支援を行うための指導体制を整え、受講者の個々の学力に応じた指導を徹底します。こうした支援を通じて、基礎的学力の向上や自己肯定感の醸成を目指しているのです。

具体的なプログラム内容



来年から開始されるこのプログラムでは、まず対象となる7つの少年院で、公文式の教材を使用して学習支援を行います。この教材は、個々の学習習熟度に応じた内容が展開されるため、受講者は自分のペースで学ぶことができます。また、キズキでは、受講者が就労を希望している場合に、そのための助言や情報提供も行うなど、総合的なサポートを展開します。

今後の展望



キズキは「何度でもやり直せる社会をつくる」という理念を持っており、本プログラムを通じて得られたノウハウを今後の事業に活かしていく計画です。特に「教育機会の格差」や「社会からの孤立」という課題に積極的に取り組む姿勢を示しています。

連携を強化し、社会的に必要とされる支援を日々充実させることを目指しています。自治体や企業との関係を深め、地域社会への貢献を続けていくでしょう。

会社概要



社名:株式会社キズキ
代表者:安田祐輔
所在地:東京都新宿区新宿6-28-7新宿EAST COURT 2F
設立:2015年7月(創業2011年)
事業内容:不登校・中退者向け個別指導塾「キズキ共育塾」、うつ・発達障害の方の就労移行支援「キズキビジネスカレッジ」等の運営、自治体や公的機関と連携した公民連携事業など
URLhttps://kizuki-corp.com/


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会社情報

会社名
株式会社キズキ
住所
東京都新宿区新宿6-28-7新宿EAST COURT 2階
電話番号

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