中小企業基盤整備機構中部本部が新本部長を迎える
独立行政法人中小企業基盤整備機構の中部本部が、2025年4月1日付で新たに本部長が交代することが決定しました。その新本部長には、佐藤浩史氏が就任します。
佐藤浩史氏の経歴
佐藤氏は、平成元年4月に中小企業事業団に入団し、その後約30年にわたって中小企業支援に携わってきました。具体的には、令和4年からは総務部審議役として、組織の運営や調査研究を行い、令和6年4月には人材支援部部長に就任し、より一層の人材育成や支援策の充実に寄与しました。その豊富な経験を基に、今後は中部地域の中小企業支援のさらなる発展を目指していくことになるでしょう。
一方、前本部長の藤野晴美氏は3月31日付で退任します。藤野氏は中部本部の発展に多大な貢献をし、地域の中小企業に向けた支援策の強化に尽力してきました。
中部本部の役割とビジョン
中小企業基盤整備機構中部本部は、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県を活動エリアとし、スローガン「Be a Great Small.」を掲げています。このスローガンには、中小企業が自らの力を最大限に引き出し、成長していくための手厚い支援を行うという思いが込められています。これまでの支援サービスをさらに充実させ、地域経済全体の底上げを図る役割が期待されています。
中小機構の活動は、特に事業者の自立的な発展や地域経済への貢献を目的としており、様々な支援策を通じて企業の経営課題に対する解決策を提供しています。これにより、イノベーションが生まれ、地域が活性化されることを強く望んでいます。また、直接的な伴走型支援や人材育成策、資金調達の支援など、多岐にわたる活動によって中小企業の持続的成長を後押ししています。
まとめ
新しいリーダーシップのもと、今後の中小企業基盤整備機構中部本部の展開にも注目が集まります。佐藤浩史氏がどのように地域の中小企業と連携し、支援体制を強化していくのか、その実績に期待が寄せられます。中部地域の経済の底力を引き出すために、力量を発揮していくことが求められています。