ウィブル証券、日本円決済の米国株取引機能をTradingViewで拡張

ウィブル証券が円決済対応を強化



デジタル投資プラットフォームの先駆者であるウィブル証券株式会社(日本法人)は、米国株を日本円で取引できる新機能を発表しました。この機能により、国内投資家は為替両替の煩わしさを気にすることなく、直感的に取引を行うことが可能になります。具体的には、世界的に普及しているチャートプラットフォーム「TradingView」との連携を強化し、2025年12月19日より稼働を開始する予定です。

増加する海外投資需要を捉えて


近年、日本国内における米国株投資は急速に拡大しています。ステイホームの影響により、個人投資家の間で米国株に対する関心が高まり、取引の需要が増えています。しかし、米ドルでの取引の複雑さや、為替のタイミングを考慮する必要があることが特に投資初心者にとっては大きな障壁となっていました。

ウィブル証券の代表取締役、小島和氏は、「多くの投資家から、米国株をシンプルに取引したいとの声が寄せられた」と述べています。これは、投資家が感じるストレスが軽減され、よりスムーズに取引ができる環境を整えるために不可欠であると強調しました。

新機能の具体的な特徴


1. 日本円建てでの取引が可能に


新機能では、TradingView上で行う注文が日本円で処理されるため、事前に為替変換をしなくても実際の支払い額を円で確認できるようになります。これにより、よりシンプルでストレスの少ない取引体験が提供されます。

2. 自動為替処理による利便性


ウィブル証券側で自動的に為替処理が行われるため、投資家は自分でレート確認や両替操作を行う必要がなくなります。ただし、為替取引には一定の手数料が発生しますので、詳細についてはウィブル証券のウェブサイトを参照してください。

3. 他社との違い


国内の多くの証券会社では、TradingViewのチャートを閲覧することはできますが、実際の発注はドル建てで行われるのが一般的です。しかし、ウィブル証券は円決済に対応している点で、他社と大きく差別化されています。

今後の展望


ウィブル証券は、2026年には米国市場の24時間オープンを見据え、米国株の24時間取引やAPI取引など、さらなる利便性の向上を目指しています。多様な投資スタイルに応じたプラットフォームを構築し、ユーザー体験の向上を追求していくとされています。

TradingViewとウィブルの関係


TradingViewは、世界中で1億人以上が利用する金融分析プラットフォームです。高度なチャート機能やリアルタイムデータを提供し、すべてのレベルの投資家が市場分析を行いやすくしています。ウィブル証券の円決済機能は、TradingViewの魅力をさらに引き立てるものとなるでしょう。

ウィブル証券は、個人投資家が24時間365日、市場にアクセスできる環境を整え、利用者の意見を大切にしながらサービスの改善を続けていくと約束しています。今後もアップデートに注目です。

詳しい情報や手数料については、別途ウィブル証券のウェブサイトを確認してください。

会社情報

会社名
ウィブル証券株式会社
住所
東京都中央区銀座6-10-1GINZA SIX 9階
電話番号
0120-560-736

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