地域の未来を模索する「GREEN WORK HAKUBA vol.7」
2025年の10月26日と27日の両日にわたり、白馬村で開催された「GREEN WORK HAKUBA vol.7」は、地域の持続可能な未来に向けて革新的なアイデアを模索する貴重な機会となりました。このカンファレンスは、株式会社新東通信と一般社団法人白馬村観光局が共同で主催し、毎年行われる注目のイベントです。特に今回は、サーキュラービジネスやリジェネラティブをテーマに、多様な視点から持続可能な地域社会の実現に向けた新たな可能性を探ることが目的とされました。
カンファレンスの概要
「GREEN WORK HAKUBA vol.7」は、65名もの参加者が東名阪から集まり、39社が参加。多岐にわたるテーマが議論され、特に「経済」「生命」「クリエイティブ」を横断した多角的視点から、持続可能な地域社会に向けた新たなアイデアを模索しました。会場は協和ウイング白馬と白馬樅の木ホテルで、実践的なワークショップやディスカッションが盛りだくさん。
1日目の活動
初日のプログラムは、サーキュラーエコノミーに関する理論を実践へと移行する内容で進行しました。基調講演に立ったのは、合同会社EarthNestの代表社員である磯貝友紀氏。彼は「サーキュラービジネスを起動する価値戦略」について深く掘り下げ、地域社会への実装の重要性を訴えました。また、スタートアップ3社が実際に取り組んでいる価値創出の事例紹介や、地元高校生を交えたパネルディスカッションが行われ、参加者全員が「暮らしへの実装」というテーマについて多角的な視点で議論を展開しました。
登壇者たちは以下の方々でした:
- - 磯貝友紀氏(合同会社EarthNest)
- - 加藤広大氏(amu株式会社)
- - 藤貴彰氏(株式会社三菱地所設計)
- - 深井喜翔氏(KAPOK JAPAN株式会社)
- - 梅田優祐氏(株式会社モノクローム)
- - 煙山貴紀氏(株式会社イノアックコーポレーション)
- - 高校生の岩田十磨さん、内田理智さん、羽多野水怜さん(HAKUBA INTERNATIONAL SCHOOL)
- - 津守紬希さん(白馬高校)
2日目の活動
2日目には、白馬村の親海湿原で生物多様性回復プロジェクト「はくばいきものラボ」の取り組みを体験しました。参加者は、自然環境の重要性を実感しながら、学びを深めていきました。その後、生物学者の福岡伸一氏が「生命の在り方」に関する講演を行い、続いてI&COの近藤まり子氏による「人を見つめ直すクリエイティビティ」に関する講演が行われました。
多様なテーマが交差する中、最後は「オープンスペーステクノロジー」を用いたダイアログによって、参加者間の新たなアイデアの創発が促されました。
未来に向けた取り組み
「GREEN WORK HAKUBA」では、持続可能なマウンテンリゾートの実現に向けて、幅広いパートナーシップを募集中です。これからも、地域のサステナブルな発展を目指し、共に挑戦する企業や団体との協力を期待しています。このカンファレンスが示す未来へのビジョンを胸に、持続可能な地域社会の構築に向けて前進し続けます。
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株式会社新東通信について
新東通信は広告業界で革新を追求しながら、地域貢献を重視した取り組みを行っています。多くの地方創生プロジェクトにも参画しており、生活者、地域、企業が一体となった活動を通じてSDGsに向けた貢献を果たしています。
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