受験生支援の新たな取り組み
株式会社mugendAIは、総合型選抜塾「SS義塾」の問題を受け、受験生たちが直面している不安を軽減するため、AI対策アプリ『アオマル』の無償提供を開始することを発表しました。これにより、受験直前の学びの空白を埋める支援体制を整えることを目指しています。この取り組みは、業界全体で協力し、受験生に安心して試験対策を行える環境を提供するものです。
背景
今月に入り、「SS義塾」が連絡不通になったり、授業が実施されないという報道が相次いでいました。文部科学大臣の松本洋平氏も、受験生の動揺に対する懸念を示しています。また、受験本番が近づいていることから、待たされる時間はありません。多くの塾が受け入れを表明する中、繁忙期であるために十分な対応が難しい現状が見受けられています。
こうした事情を受け、mugendAIは「受験生の動揺」を放置できないと判断し、迅速に支援体制を整えることを決意しました。AIを活用することで、大量の指導が可能となり、受験生には安心感を、受け入れを表明した塾には補助を行うという形で、サポートを提供する計画です。
支援内容
1. 受験生向けの支援
対象となるのは、SS義塾に在籍する受験生です。2026年3月31日までの期間、プレミアムプランの無償アカウントを提供します。このプランでは、AIによるフィードバックが付き小論文演習や面接練習が回数無制限で利用可能です。
2. 学習塾や教育機関向けの支援
SS義塾生を受け入れることを表明した学習塾や教育機関には、指導工数を削減するためのツールとして『アオマル』を無償提供します。一次添削や基礎知識の指導をAIが担うことで、先生たちはより重要な二次指導や精神的サポートに注力できるようになります。
この支援プランにより、受け入れ生徒数分のプレミアムプラン無償アカウントが発行されます。
代表取締役のコメント
mugendAIの西江弘毅代表取締役は、「受験生が直前期に不安を抱えることは非常に辛いことです。ビジネス上の都合よりも、最優先で受験生の学びの場を提供することが企業の責務です」と述べています。そして、救済にあたる他塾の取り組みにも敬意を示しつつ、業界全体で受験生のサポートを続けていく決意を表明しました。
申請方法
受験生の本人申請は専用フォームを通じて行います。塾や教育関係者向けにも専用フォームが用意されており、必要なアカウント数を連絡することが求められます。
AIアプリ『アオマル』について
『アオマル』は、総合型選抜(旧AO入試)に特化した学習支援AIアプリで、志望理由書の作成支援から小論文演習、面接練習まで対応しています。スマホ一つで完結できる手軽さが魅力です。
本施策は、他塾への転校を促すものではなく、受験生の不安を解消し、学びの空白を防ぐための支援です。mugendAIは、SS義塾とは関与がない独自の取り組みを行っています。
お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、mugendAIの広報担当までご連絡ください。Email:
[email protected] 公式サイト: https://mugend-ai.com/#contact