賃貸マンションに次世代光通信を
近年、インターネット環境の重要性がますます高まっている中、賃貸マンション市場においても高速で安定した通信が求められています。この度、集合住宅向けの通信インフラ設計を手がける株式会社テンフィートライト(以下、テンフィートライト)が、大和ハウス工業株式会社と協力し、東京都江東区の「ロイヤルパークス有明」において次世代通信規格「XGS-PON」を導入しました。この新しい通信インフラが持つ可能性についてご紹介します。
XGS-PONとは?
XGS-PON(10-Gigabit-capable Symmetric Passive Optical Network)は、最大10Gbpsの上下対称型通信を実現する光通信規格です。これにより、今後の通信需要の拡大に対応し、動画配信やテレワークなど多様なライフスタイルに適切な環境を提供します。
国内展開と背景
分譲マンション市場ではすでに光配線の導入が進んでいますが、賃貸物件では従来のLAN配線が主流です。しかし、テレワークの普及や高画質コンテンツの増加により、賃貸物件でも高度な通信インフラが求められる時代となりました。テンフィートライトは、このようなニーズに応えるため、賃貸マンションでも構内PON方式を採用した通信基盤を導入し、将来的な通信ニーズに備えています。
MINI XGS-PONの魅力
導入された台湾AirLive社製の「MINI XGS-PON」は、以下のような特長があります。
1.
対称型通信の実現
上下最大10Gbpsの高速通信が可能で、Web会議や大容量データの送信でもストレスフリーな体験を提供します。
2.
電源不要の中継設備
各階に必要なスプリッターは電源レスで設置が可能です。これにより、障害リスクを低減し、メンテナンスコストも削減。省スペース設計で、既存設備にも簡単に導入できます。
3.
信頼性の高いサプライチェーン
台湾で設計・製造されるAirLive社製品は、高い品質管理と安全基準を満たしています。これにより、住まう人々に安心して利用できるサービスを提供します。
JANOG57出展の紹介
2026年2月11日から大阪で開催される「JANOG57」では、テンフィートライトがXGS-PONとGPONの同時利用が可能な「OLT-2XGS-WDM」も展示します。この技術により、既存のインフラを維持しながら新しい通信規格を共存させることが可能となります。
今後の展望
テンフィートライトは、「未来のあたりまえ創造カンパニー」として、賃貸マンションにおける光インフラの普及を推進していきます。大規模物件だけでなく、中小規模の賃貸マンションやアパートでも、その特性に合った最適な通信環境の実現に邁進します。
会社概要
株式会社テンフィートライトは1998年に設立され、以来全国でマンション向けインターネットサービスを展開しています。近年は、災害時の情報共有ツールやインターホンアプリの開発にも力を入れ、地域住民のニーズに寄り添ったサービスを提供しています。
本社は東京都中央区に位置し、現在は227,955戸の戸数に向けたITサービスを提供中です。詳細は
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