横浜水道歴史展の開催概要
横浜市が誇る近代水道の歴史を感じる「横浜水道歴史展」が、2025年10月20日から10月24日までの期間、市役所1階展示スペースAで開催されます。この展示は、横浜市水道局によるもので、近代水道創設の意義やその後の歴史を振り返る貴重な機会です。
近代水道の誕生
日本における近代水道の幕開けは、明治20年の1887年に起こりました。イギリス人技師、ヘンリー・スペンサー・パーマー氏の指導のもと、横浜で初めて近代的な水道が築かれました。この水道システムは、都市の衛生管理や消火技術の向上に寄与し、横浜の都市発展に大きく寄与しました。これにより、市民は安全で清潔な水を利用できるようになったのです。
歴史を紐解く展示物
「横浜水道歴史展」では、創設期の水道管や、横浜水道の歴史を解説する大型のタペストリーが展示されます。また、特に注目すべきは「獅子頭共用栓」のレプリカです。このユニークな水栓は、ライオンの口から水が流れるデザインであり、明治時代に143基が設置され、最盛期には約600基に達しました。この展示物を通じて、横浜の水道が市民生活にどのように貢献したのかを学ぶことができます。
展示の詳細
展示の日時は、2025年10月20日(月)13時から10月24日(金)13時までです。場所は横浜市役所の1階展示スペースAで、誰でも訪れることができます。多くの市民にとって、横浜水道の歴史を改めて知る貴重な機会ですので、ぜひお越しいただきたいと思います。
PR動画で横浜水道を深掘り
さらに、横浜市水道局では、近代水道創設の歩みを振り返るPR動画もYouTubeで公開しています。動画は、ロマンとノスタルジーが溢れる映像で構成されており、洗練されたナレーションにより横浜水道の魅力が伝えられています。英語版や30秒の短編も用意されていますので、ぜひチェックしてみてください。以下がリンクです。
横浜水道の歴史PR動画
この展示を通じて、私たちの生活に欠かせない水道の重要性に改めて気づくことができるでしょう。
お問い合わせは、横浜市水道局広報課まで。電話番号は045-671-3084です。