近日、東アジアスーパーリーグ(EASL)が、アメリカの3人制バスケットボールリーグであるBIG3との戦略的パートナーシップを発表しました。この提携により、エンターテインメント性豊かなBIG3の競技スタイルと、EASLが育んできたアジアのプロバスケットボールネットワークを融合させることで、アジアのファンに新たなバスケットボール体験を提供します。
このパートナーシップは、単なる競技の発展にとどまらず、文化的な交流も重視されており、BIG3独自のスピード感やフィジカル、創造性を取り入れることで、他のリーグでは味わえない臨場感と興奮を伴う観戦体験を実現します。これにより、アジアのバスケットボールファンや選手たちに、前例のない新たな可能性を広げていくことが期待されています。
BIG3は、アメリカ国内で築き上げた3人制バスケットボールリーグで、元NBA選手や殿堂入りの指導者、国際大会で活躍するトッププレーヤーが参加し、その高い競技レベルと迫力あるプレーで多くのファンを魅了しています。BIG3の共同CEOで創設者のアイス・キューブ氏は、この提携によってアジアでもバスケットボールの楽しさを広め、若いファンを引きつける力を持つEASLとの関係を深めていく意向を示しています。
EASLは、アジア各国のトップクラブを集め、競技の向上とバスケットボール文化の発展に向けた取り組みを行ってきました。BIG3との提携により、アジアバスケットボールは新たなステージへと進化し、世界との繋がりをさらに強化することを目指しています。EASLのCEOヘンリー・ケリンズ氏も、この提携がもたらすスピードやスタイルがアジアのバスケットボールに変革をもたらすと確信しています。
今後は、イベントの計画やファンエンゲージメント、メディア展開など、様々な分野で両者が共同で取り組んでいくとのこと。2026年の展開に向けた詳細は、今後発表される予定です。
この発表は、2025年6月14日にシカゴで開幕するBIG3の第8シーズンの開催を機に行われたものです。BIG3はこれまでにもナッソー、トロント、ロンドンなど国際大会を開催しており、2023年にはO2アリーナで行われたチャンピオンシップも話題を集めました。また、2025年にはオーストラリアのNBLとの提携も発表されており、現地でも試合が行われることが期待されています。
東アジアスーパーリーグ(EASL)は、国際バスケットボール連盟(FIBA)との提携のもと、アジアのトップクラブ同士が競い合い、バスケットボール競技の発展を目指して活動しています。参加国には日本のB.LEAGUEや韓国のKBL、フィリピンのPBAなどが含まれ、ますます成長を続けているアジアのバスケットボールシーンに翻弄されながら、新たな歴史を刻んでいます。詳細は公式サイトでご確認ください。