やきものワールド2025が名古屋で開催！テーマは「笑顔」

2025年3月5日から9日まで、名古屋のポートメッセなごや第1展示館にて「やきものワールド」が開催されます。今年のテーマは「笑顔」で、万全の準備を整えています。このイベントは、愛知県、岐阜県、三重県の有名産地から240のブースが出展し、全国各地の美しい陶磁器や体験型のワークショップを通じて、やきものの世界を楽しむことができます。

「やきものワールド」は、その歴史を遡ると、ナゴヤドームや名古屋城、愛知県体育館などでも開催されており、2025年からはポートメッセに移転し、さらなる規模の拡大が期待されています。昨年初開催時には、4万人以上の来場者で賑わい、多くの喜びの声が寄せられました。今年はその勢いを受け、さらに充実した内容で皆様をお迎えする予定です。

会場では、全国各地のやきもの産地巡りを計画しており、セラミックの美しさを直に感じることができる企画展が行われます。特に珍しい陶磁器との出会いやテーブルコーディネート展示、各種ワークショップでは、参加者の皆様が自分自身の創造性を広げることができる機会が用意されています。

今年も特に注目すべきは、「書と陶のコラボレーション」をテーマにした企画です。やきものワールドのアンバサダーである矢野きよ実氏が、全国から集まったやきものと自身の書道を結びつける取り組みで、訪れる方々に新たなやきものの魅力を発信します。彼女の多才な才能は、幅広い世代からの支持を得ており、地域文化にも大いに貢献しています。

また、食空間コーディネートの展示や、地元の有名パーソナリティによる「笑顔」をテーマにしたテーブルセッティングなども行われ、目を引く演出が期待されます。展示では、食器やカトラリー、グラスなどを駆使し、食卓を華やかに飾りつける技術も垣間見ることができます。

特別企画としては、横山美術館から出展される「千年の都が彩るやきもの美」や、地域ゆかりの若手作家による展示販売会などが行われ、現代的な感覚を取り入れた作品群が見られます。これにより、若い陶芸家たちの新鮮な視点や感性を直接感じることができる貴重な機会となります。

さらに、「瑞浪土人形」の展示や、全国匠の職人展では、日本各地の伝統工芸品が集まり、実演も行われる予定です。熟練した職人たちの腕前を間近で見ることができ、訪れる皆様は感動のひとときを味わえるでしょう。

会場では、地酒の販売や試飲コーナーも設けられ、地元愛知・岐阜・三重・静岡の酒蔵が集結します。美味しいお酒と共に、やきものの魅力を存分に堪能することができます。

今年も準備が整い次第、皆様のお越しを心待ちにしています。「やきものワールド」での素晴らしい体験を通じて、お気に入りの作品に出会えることをお約束いたします。ぜひ、ポートメッセなごやに足を運んでみてください。