電通とりべるが手掛けるスタートアップ支援プロジェクト「PRoS+」の全貌
プロジェクト始動の背景
株式会社電通が、りべる株式会社と協力し、スタートアップ支援プロジェクト「PRoS+(プロスプラス)」を始めました。このプロジェクトは、企業の新規事業開発やPR支援を行う専門チーム「DENTSU JAM!」のもと、スタートアップ企業が創造する新しい価値を広める取り組みとしてスタートしました。
PRoS+が目指すもの
「PRoS+」は、「PRで機会をStartupにプラスする」という理念のもと、スタートアップ企業の価値を公共の視点から見出し、社会に浸透させることが目的です。複雑で変動する現代社会において、企業が持続可能性を実現することはますます重要なテーマとなっています。このため、スタートアップ企業は自らの技術が如何に価値を生むかを伝え、パブリック・アフェアーズの視点を取り入れながら新しい価値を創造していく必要があります。
プロジェクトの具体的な取り組み
「PRoS+」では、DENTSU JAM!の持つ新規事業の専門知識と、多様なステークホルダーとのネットワークを活かし、りべるが得意とするPR支援を融合します。これにより、スタートアップ企業は自身の魅力を的確に伝え、社会との対話を促進することができます。これまでの先行事例として、トレジェムバイオファーマ株式会社への支援プロジェクトがあります。
この案件では、「歯の再生治療薬」の研究開発を行うベンチャー企業に対し、国内外でのPR支援を行いました。社会課題を前面に出し、技術の特徴を整理したことで、効果的な情報発信が可能になりました。
今後の展望
「PRoS+」プロジェクトは、ただの支援にとどまらず、スタートアップ企業と社会との距離を縮め、持続可能な社会の実現に向けた価値創造を目指します。スタートアップ企業が社会的課題に取り組む姿勢を評価されるような「B2B2S(Business to Business to Society)」へのシフトを図ります。
具体的な共創事例
このプロジェクトは、経済産業省が推進する「関西イノベーションイニシアティブ(KSII)」との協業も行っています。関西地区の大学発ベンチャー企業向けに、独自のアクセラレータープログラムに対する支援を開始するなど、実践的な活動を展開しています。
結論
電通とりべるの「PRoS+」は、スタートアップ企業が自らの技術と価値を社会に伝えるための新しい機会を提供します。このプロジェクトを通じて、ますます増大するスタートアップの革新が社会に浸透し、持続可能な未来が一歩ずつ前進することが期待されています。詳細情報に関しては
こちらからご覧いただけます。