KAREZMADの個展「Whose World is this?」を訪れて
2025年2月14日(金)、原宿の「tHE GALLERY HARAJUKU」にてKAREZMAD(カリズマド)による待望の個展が始まります。展覧会のテーマは「Whose World is this? -世界はだれのもの?-」で、彼の代表作であるLIL MIROKU(リルミロク)を中心に、観客を作品の不思議な世界へ引き込むような展示販売が行われます。特に初日の2月14日は18:00からの開廊となるため、是非お見逃しなく。
展示作品の魅力
KAREZMADの作品は、カラフルな積み木の迷路に象徴されています。この迷路を通って、「この世界は誰のものなのか?」という疑問を抱く姿勢が大切です。彼は、環境や資源、さらにはそれらのルールを決める存在は誰なのかという問いを作品を通して発信しています。LIL MIROKUは、この迷宮の中で冒険を重ね、自分自身のタグを描き残しながら進むキャラクターです。これは彼のアートの核心であり、観客が個々の存在意義を考える契機となるでしょう。
KAREZMADの独自性
KAREZMADは、ストリートカルチャーやグラフィティを背景に持ち、デジタルアートとリアルな作品を融合させるアーティストです。彼はAR技術を活用した作品に取り組み、見る者を引き込む力を持っています。これまで、X GAMES CHINAのメインビジュアル制作や、世界中の都市での展示を行ってきた実績があります。彼の作品は、ビルディングブロックスタイルとして知られ、色彩豊かな配色で多様性を表現しています。これにより、観客はブロックとして重なる個々の存在感を感じて、アートの深みを味わうことができるのです。
ARによる新しい体験
本展では、ARアプリ「Artivive」を使用した作品も展示されます。このアプリでカメラを向けると、作品が動き出し、さらには音楽が流れる仕組みとなっており、観客に新たな体験を提供します。一般的にAR技術は珍しくないものの、KAREZMADが取り入れたエフェクトや音楽は非常に工夫されており、観覧者に楽しんでもらうための努力が伺えます。このアート作品に込められたエンターテイメント性は、93444他のアート展では味わえない特別な魅力と言えるでしょう。
展示会詳細
「Whose World is this? -世界はだれのもの?-」
- - 場所: tHE GALLERY HARAJUKU
- - 開催期間: 2025年2月14日(金)~ 2月24日(月)
- - 休廊日: 2月17日・18日
- - 開廊時間: 11:00~19:00
- - オープニングレセプション: 2月14日(金)18:00~
tHE GALLERY HARAJUKUについて
tHE GALLERY HARAJUKUは、新たなアーティストの発見と育成を目指し、米原康正がキュレーターとしてプロデュースしています。原宿の思想を象徴する場所であり、個性的なアートを通じて新しい文化を感じられる空間となっています。
KAREZMADの個展は、アートを通して多様な視点を提供し、観客が自らの世界を再考するきっかけを与えます。ぜひ皆様の訪問をお待ちしております!