エイトビットが全社員1,000名を対象にAI時代の働き方改革を促進する新プロジェクトを開始

エイトビット、新たな挑戦—『AI Workstyle Lab』の始動

エイトビット株式会社（東京都豊島区、本社：Hareza Tower 20F）は、2025年12月26日に全社員1,000名を対象とした新しい労働モデル『AI Workstyle Lab』を発表しました。このプロジェクトは、AI技術による働き方の革新を目指すもので、全職種を横断して行われるリスキリングプランを含んでいます。

背景—急速に変化する働き方

現在、生成AIの発展により、働き方は大きな影響を受けています。IBMが提唱するように、AI統合は働く意味を根本から変えるとされています。さらに、マッキンゼーの調査では2030年までに労働時間の30％が自動化される見込みです。世界経済フォーラム（WEF）によると、85％の企業が従業員リスキリングを最優先課題として捉えています。しかし、日本の多くの企業はこの変化に対応する職種横断の教育体系が不足しています。このような背景から、エイトビットは『AI Workstyle Lab』を立ち上げました。

プロジェクト概要—新しい働き方の設計

『AI Workstyle Lab』の主なミッションは、全ての働く人々の価値をAI時代に最適化することです。エイトビットは、このために以下の6つのアップデートを段階的に実施することを目指しています：

1. 全社員のスキル・経験・強みの棚卸し
2. 職種別未来の働き方の可視化
3. 個別のリスキルプランの設計
4. 職種横断AI活用カリキュラムの構築
5. 実務を通じたAI実務スキル習得
6. 産業横断で展開可能なリスキリングモデルの確立

これらの取り組みにより、エイトビットは日本におけるAI時代の働き方の標準モデルを構築しようとしています。

教育基盤の活用により能力を引き上げる

エイトビットは、自社で運営する教育機関『Tech Academia』を通じて、既に2,500名以上が学んでいます。この機関の特徴は、学びと働きの双方を一つのプラットフォームで完結できることです。これにより、社員は学んだことを実務に迅速に反映させることができます。これこそが、エイトビットが提供する独自の高速ループであり、会社全体のスキル向上を実現する鍵です。

社会展開へ—働き方革新を全国へ

『AI Workstyle Lab』は社内だけでなく、広く社会に向けた取り組みとなります。このプロジェクトを通じて構築されるリスキリングモデルを、産業や地域を問わず広げていくことが目標です。エンジニア、事務、営業、施工管理、バックオフィスなど、あらゆる職種に適用可能なモデルを全国に広め、働き方のアップデートに寄与することを目指します。

代表のコメント—新たな未来への挑戦

グループ代表の茂手木雅樹氏はこのプロジェクトについて、「AI Workstyle Labは、AI時代の新しい働き方の標準を作る挑戦です。AIは単なる仕事の奪い手ではなく、人の能力を拡張し、働く可能性を再設計するパートナーです。我々はこの取り組みを通じて、日本全体に広がる働き方の基盤を構築していきます」と強調しました。