2025年8月、愛知県名古屋市で「世界コスプレサミット2025」が開催される。このイベントは、世界中のコスプレファンが集まる、言わずと知れた国際的な祭典である。今年は淡路島に位置する「ニジゲンノモリアニメ淡路島公園」が新たに協賛し、POP UPストアも出店することになった。
このサミットは2003年から始まり、年々規模を拡大している。毎年20万人以上のオーディエンスが訪れ、41ヵ国以上からコスプレイヤーが集まる。特に今年は、インドから参加したクリエイターが、ニジゲンノモリ賞(造形衣装部門)を受賞し、イベントを更に盛り上げた。受賞者はRedemption PropsとKiku Art and Kraftsの二人で、彼らの作品は非常に精巧で立体的なデザインが特徴的だった。これには観客からも大きな拍手が送られ、その場の雰囲気を一層熱くした。
イベントの成功を受けて、ニジゲンノモリのPOP UPストアも注目を集めた。2日間で1000名以上が来場したこのストアでは、一般販売では手に入らない「ドラゴンクエスト ふくびき所スペシャル」が人気を博し、ラストワン賞を狙った参加者の喜びの声が響いていた。コスプレだけでなく、こうした商品展開も融合した新しい体験が、訪れた人々にとって特別な思い出となった。
その背景には、ニジゲンノモリの魅力がある。兵庫県淡路島に位置するこのアニメパークは、日本が誇るアニメ・マンガ・ゲームの世界観が広がり、訪れる人々に五感で楽しんでもらえるよう工夫されている。自然豊かな環境の中で、キャラクターたちとの出会いやアトラクションを心ゆくまで堪能できるのが魅力だ。今後も、コスプレイベントとの連携が続くことで、さらなる新たな体験が生まれることだろう。
来る2025年、コスプレサミットの開催日程は8月1日から3日までで、プレイベントもあり、6月には数々の準備が進む。名古屋市内のオアシス21を中心に、ワールドコスプレチャンピオンシップなど様々なプログラムが用意されており、コスプレイヤーたちやファンにとって見逃せないイベントとなる。
加えて、地域自治体や行政など多くのサポートも受けており、文化交流の一環としての役割を果たしている。このように、単なるイベント以上の「国際交流」を目指す姿勢が益々強化されてきている。ですので、参加国や地域が増えるたびに、イベントはますますグローバルなものに成長していく意義を感じる。
ニジゲンノモリの存在と、世界コスプレサミットの融合がもたらす新しい可能性。2025年の夏、名古屋と淡路島が日本のコスプレ文化のさらなる発展を駆動する大舞台となる。今後の動きが楽しみだ。皆さんも、是非その一員としてご参加されることをおすすめする。