環境省が進める太陽光発電と脱炭素化
2025年7月10日、JPI(日本計画研究所)は、環境省の金子陽輔氏を招聘し、「上下水道施設における太陽光発電導入拡大と脱炭素化実現に向けた取り組み」に関するセミナーを開催します。このセミナーでは、特に日本の上下水道事業が抱える課題と、環境省が提唱している脱炭素化のための施策について詳しく説明される予定です。
環境問題と上下水道の現状
上下水道施設は、電力を多く消費するインフラであり、カーボンニュートラルの実現には省エネルギーと再生可能エネルギーの導入が急務です。しかし、現時点では多くの上下水道施設が化石燃料を使用しているため、これは大きな課題といえます。
特に、再生可能エネルギーとしての太陽光発電の導入は、政府からも注目されており、実際に公共機関でのPPA(Power Purchase Agreement)による太陽光発電の導入が進んでいます。
セミナーの内容と目的
このセミナーでは、環境省の支援策や、今後の取り組み方針についても言及されます。金子氏は、上下水道事業に関するカーボンニュートラルに向けた政府計画、太陽光発電設備の導入パターン、さらには補助制度についても詳しく解説します。
1.
カーボンニュートラルに向けた政府計画
セミナーの初めに、政府のカーボンニュートラル計画について詳しく説明があります。政府の政策がどのように上下水道事業に影響を与えているのかを知ることができます。
2.
太陽光発電設備の導入パターン
次に、実際にどのように太陽光発電を上下水道施設に導入するかの具体例が示されます。
3.
太陽光発電に関する補助制度
どのような補助制度が利用できるのかを知ることで、導入を検討している企業や自治体にとって非常に有益な情報が得られます。
4.
上下水道事業への太陽光導入の将来展望
将来において太陽光発電が上下水道にどのように関与していくかの見通しが議論されます。
5.
その他の脱炭素の取り組み事例
小水力発電やディマンド・リスポンスなど、最新の技術を利用した事例についても紹介されます。
6.
質疑応答と交流会
受講者が持つ疑問に対する質疑応答の時間があり、また名刺交換を通じた交流会も重視されています。この場で人的ネットワークを広げ、新たなビジネスチャンスを生むことが期待されています。
受講方法と料金
セミナーは、現地での参加、ライブ配信、アーカイブ視聴の3つの方法から選ぶことができます。受講料は1名37,350円(税込)、また地方公共団体に所属する方は、特別料金で受講可能です。セミナー後もアーカイブ視聴ができるため、参加できない方でも内容を学べる機会があります。
金子氏の講演を通じて、上下水道施設における再生可能エネルギーの導入、特に太陽光発電の重要性を認識し、脱炭素社会に向けた新たな一歩を踏み出すための貴重な機会となることでしょう。
詳細な参加申し込みは、
こちらからお願いします。