成熟企業の挑戦を生むオンラインセミナーの開催
成熟した企業が抱える問題に焦点を当てたオンラインセミナーが、michinaru株式会社の主催により開催されます。このセミナーでは、特に挑戦の風土を生み出す方法に注目し、どのようにしてイノベーションを促進できるのかを考察します。
日本のイノベーションの現状
最近の調査として、Global Innovation Indexに基づく日本のイノベーションランキングが示されています。日本は過去10年間、常にトップ10には入らず、特に「創造的アウトプット」の指標が低いという結果が得られています。1990年代には「Japan as No1」として名を馳せたものの、現在では企業の時価総額ランキングでも日本企業はトップ10に入らない状況です。これが示しているのは、日本が抱えるイノベーションの後進国としての苦悩です。
成熟企業の抱える病とは
「新しいことを試みたいが、組織の重さから動けない」「新たなやり方を試したいが、反発が多くて叶わない」といった声が成熟企業から多く聞かれます。このような企業は内部に特有の「病」を抱えています。それは、評価制度や経営者の意向が変わっても、根本的な問題を自覚し、具体的な対策を講じなければ、組織を動かすことはできないということです。
コロナ禍がもたらす変化の契機
新型コロナウイルスの影響は、私たちの生活様式だけでなく、企業の運営方法についても再考を促すきっかけとなりました。組織は外的・内的な挑戦に直面しており、新しい取り組みが求められています。このような挑戦的な土壌をどのように形成するかは、現在多くの組織開発や人材育成に携わる方々が悩んでいるテーマです。
若手育成を通じて創る挑戦の風土
私たちは、成熟企業が抱える重さを乗り越え、挑戦の風土を生み出すためのカギは「若手育成」にあると信じています。ミドル層や中堅社員に焦点を当てるのではなく、若手育成から着手する理由は多岐にわたります。このセミナーでは、若手育成の重要性、理論的背景、そして効果的な取り組み事例についても詳しく触れていきます。
セミナーのポイントと参加対象者
このセミナーは、以下のような方々を対象としています。
- - 「挑戦の風土を創りたいが、変革は進まずどこから手をつければよいか分からない」
- - 「人材育成の方針を再考したいが、何かヒントを得たい」
- - 「長期間若手育成の方針が変わっておらず、環境や働き方の変化を踏まえて再構築したい」
セミナー概要
- - 開催日程: 2021年3月17日(水)16:00-17:30
- - 参加費用: 無料
- - 申込方法: Peatixにて受付中(Peatix申込リンク)
- - 使用ツール: オンライン会議サービス「Zoom」を利用します。
- - 参加方法: 当日は音声・画面OFFで気軽に参加可能。質問はチャットを通じて受け付けます。
登壇者のご紹介
菊池 龍之(きくちたつゆき)
滋賀県出身。新卒で人材開発会社に就職し、企業の採用や教育支援に従事。その後、複数の事業を立ち上げ、2011年に株式会社コヨーテを設立。2020年にmichinaru株式会社を設立。
横山 佳菜子(よこやまかなこ)
2005年にリンクアンドモチベーションに入社し、グループ内の子会社設立を経て独立。組織で働く人のキャリア開発を目指し、様々なプロジェクトを推進中。
michinaru株式会社の情報
michinaru株式会社は、2020年に設立され、新事業創出支援やリーダーシップの強化などを手がけています。ビジョンは「未知なる扉を開ける挑戦者で溢れる世の中に」。詳細は
公式サイトをご覧ください。