デジタルギフト利用に関する調査結果:誕生日に最適な贈り物として人気急上昇
近年、デジタルギフトの利用が急増しています。今回、株式会社リンベルが実施した400名対象のアンケート調査から、その利用状況や人気の理由が見えてきました。デジタルギフトは、相手の住所や電話番号が分からなくても、SNSやメールで手軽に贈れる点が大きな魅力です。
もらって嬉しいデジタルギフトランキング
調査によると、デジタルギフトでもらって嬉しいものは、男女ともに「カフェなどの飲食店で使えるチケット」がトップでした。女性では68%、男性でも41.5%と、高い人気を誇っています。これは、自分の好きなお店やメニューを選べる自由度の高さが魅力となっていると考えられます。
2位はAmazonギフト券で、男性では51.5%と半数以上を占めました。女性でも41%と高い人気です。様々な商品を購入できる汎用性の高さが支持されているようです。
その他、男女で人気のデジタルギフトには違いが見られました。女性は「スイーツ」が上位にランクインしており、男性は「食事券」や「お酒」も人気でした。
実際に贈られているデジタルギフト
実際に贈られているデジタルギフトも、「カフェなどの飲食店で使えるチケット」が圧倒的に多く、57.8%を占めました。これは、もらって嬉しいランキングとほぼ一致しており、デジタルギフトとして非常に使い勝手の良い選択肢であることが分かります。
デジタルギフトの利用シーン
デジタルギフトの利用シーンで最も多かったのは「誕生日」で、実に67%を占めました。2位は「お礼」で、感謝の気持ちを表すのに活用されているようです。その他、「母の日」や「バレンタイン」といったイベントでも利用されていることが分かりました。
デジタルギフトのやり取り相手
デジタルギフトのやり取り相手は、全世代で「友人」が最も多くなっています。しかし、家族間での利用も活発で、「親」「子」「配偶者」「兄弟」なども上位にランクインしています。特に30代では「ネット上の友人」からの利用も8.7%と目立ちました。
デジタルギフトの満足度
デジタルギフトの満足度は非常に高く、「とても満足」と「まあまあ満足」を合わせると82%にも達しました。多くの人がデジタルギフトを好意的に受け止めていることが分かります。
リンベルのデジタルカタログギフト「GIFT LIST」
デジタルギフト市場の拡大に対応し、リンベルは2024年6月に新しいデジタルギフトサービス「GIFT LIST」をスタートさせました。このサービスでは、贈り手が価格を選択し、5点以上のアイテムからオリジナルのギフトリストを作成できます。受け取る側は、その中から好きなものを1つ選ぶことができます。
まとめ
今回の調査から、デジタルギフトは手軽で喜ばれる贈り物として、幅広い世代で利用されていることが明らかになりました。特に誕生日のプレゼントとして最適な選択肢であり、今後もその需要は拡大していくと予想されます。カフェチケットやAmazonギフト券は、デジタルギフトを選ぶ際の有力候補と言えるでしょう。また、リンベルの「GIFT LIST」のような、よりパーソナライズされたデジタルギフトサービスの登場も、市場の活性化に貢献すると考えられます。