デュシタニ・カレッジの新たな挑戦
2025-09-17 13:25:11

デュシタニ・カレッジが日本でのタイ人材登用を推進する新たな取り組み

デュシタニ・カレッジ、日本の宿泊業界への人材登用を拡大



タイの大手ホスピタリティグループ、デュシット・インターナショナルが運営するデュシタニ・カレッジ(Dusit Thani College、通称DTC)は、最近、日本の宿泊業界におけるタイ出身者の人材登用を推進するための重要な覚書を締結しました。この取り組みは、日本の宿泊業が直面している人材不足問題を解決する一助となることを目的としています。

この覚書は、デュシタニ・カレッジ、一般社団法人宿泊技能試験センター、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会との間で締結され、タイ・バンコクに所在するデュシタニ・カレッジ本校で行われた調印式で公式に発表されました。デュシタニ・カレッジの対外渉外担当執行役員ジョン・ロー氏と学長アッタウェット・プルゲスタポーン氏がその席に臨み、協業関係の重要性を強調しました。

背景と目的



デュシット・インターナショナルは2023年9月、京都の文化財である門前町エリアに「デュシタニ京都」をオープンしました。この新しいホテルの開業は、全国的に深刻な人材不足に対応するための一環として位置付けられています。今回の覚書締結は、宿泊業界での実際の運営を通じて得られた知見をもとに、具体的な解決策を模索するスタート地点となります。特に、京都の公益財団法人京都文化交流コンベンションビューローの支援を受けて、このプロジェクトを進めることができました。

人材評価試験とジョブフェアの開催



一般社団法人宿泊技能試験センターでは、2025年6月にタイ王国内で初の宿泊分野特定技能評価試験がCBT方式で開始される予定です。これに先立ち、来年2月にはペーパー形式による一斉試験も実施されることが計画されています。デュシタニ・カレッジは、これらの評価試験の運営を支援し、タイ国籍の人材が日本でスムーズに就労できるような道筋を整えるつもりです。

さらに、今後もタイ国内で開催されるジョブフェアやマッチングイベントについても、協力体制を整えています。これにより、タイ国籍者が日本の宿泊業界で活躍するための機会を拡大することを目指しています。

今後の展望



デュシット・インターナショナルとデュシタニ・カレッジは、今回の取り組みを通じて、タイ国籍の人材が日本の宿泊業界で特定技能VISAを取得し、活躍する機会をより多く提供していく計画です。これにより、業界全体の人材不足解消に寄与することが期待されています。

デュシタニ・カレッジの新たな挑戦は、日本とタイの架け橋となるだけでなく、国際的な交流を深める重要な一歩であると言えるでしょう。今後の展開に注目が集まります。

デュシット・インターナショナルの公式ウェブサイトやメディアライブラリでは、今回の取り組みに関するさらなる情報が提供される予定です。興味のある方は、ぜひそちらをご覧ください。


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会社情報

会社名
デュシットインターナショナル
住所
946 Rama IV Road Bangkok 10500 ThailandThe Dusit Thani Building
電話番号
660-2200-9999

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