札幌海鮮丸が稚内の回転寿司「花いちもんめ」を継承し北海道の食文化を守る

札幌海鮮丸が稚内発の回転寿司「花いちもんめ」を継承

背景と目的

2025年11月4日、札幌海鮮丸は稚内生まれの回転寿司「花いちもんめ」の事業を受け継ぐことを発表しました。これにより、北海道の寿司文化を一層深め、地域の食をより広く届けることを目指しています。

まん福ホールディングス株式会社のグループ企業である札幌海鮮丸は、食に特化した事業承継を行うことで、新たな食の連携を図ります。今回の承継は国内で12社目、海外を含めると計13社目の事例であり、地域ごとの特色を大切にしながら、賑わいを提供していくことが期待されています。

「稚内回転寿司花いちもんめ」の特徴

「花いちもんめ」は日本最北の地、稚内で誕生した回転寿司の人気ブランドです。新鮮な魚介類を活かした寿司を通じて、訪れるすべてのお客様に暖かいおもてなしを提供しています。この店は、観光客にも地元の人々にも、北海道の魅力を伝える役割を果たしています。

この回転寿司店の3つのこだわりは以下の通りです。

1. 鮮度 - 北海道の漁港から毎日仕入れた新鮮な魚介を使用し、旬の味わいを提供しています。
2. 握りの職人技 - ネタの厚みやシャリの握り加減にまでこだわり、特に子供連れのお客様にも楽しんでもらえるメニューを揃えています。
3. 心地よい空間 - お子様が遊べるスペースを設けた店舗作りにより、家族全員がリラックスできる環境を整えています。

今後の展望

札幌海鮮丸は、今回の承継を通じて「花いちもんめ」の職人技やお客様に寄り添う姿勢を引き継ぎながら、回転寿司と出前寿司の二つの文化を結びつけ、新たな挑戦を行います。グループ内の知見を活用し、商圏拡大や新規顧客獲得を進めていく計画です。

「花いちもんめ」の新しい社長である飯塚隆夫氏は、地域に根差した店作りを行い、「北海道の海の恵みを、もっと身近に」感じていただけるよう努めていくことを述べています。また、まん福HDの加藤智治社長は、稚内の食文化を未来に継承していくことの重要性を強調し、札幌海鮮丸との連携を深めていく方針も示しています。

企業情報

- 稚内回転寿司花いちもんめ

会社名：有限会社タイタス
所在地：北海道稚内市潮見5丁目46-13～16
代表取締役社長：飯塚隆夫
ホームページ：sushi-hanaichi-monme.com

- 札幌海鮮丸

会社名：株式会社札幌海鮮丸
所在地：北海道札幌市東区伏古八条3-6-23
代表取締役社長：飯塚隆夫
ホームページ：kaisenmaru.co.jp

- まん福ホールディングス

会社名：まん福ホールディングス株式会社
所在地：東京都千代田区岩本町3-7-15 VORT秋葉原Ⅶ 5階
代表取締役社長：加藤智治
ホームページ：manpuku-hd.jp

このように、札幌海鮮丸が「花いちもんめ」の伝統を受け継ぎ、北海道の寿司文化を次世代へ引き継ぐ取り組みに期待が寄せられています。