ポテチ50周年、食育プログラム
2025-07-03 16:49:51

カルビーポテトチップス発売50周年記念 食農教育プログラムの新展開

カルビーの新たな挑戦:食農教育プログラム『ポテトバッグ食育』



今年、カルビーポテトチップスは50年の歴史を迎えています。この特別な年に、カルビーは新しい食農教育プログラム『ポテトバッグ食育(仮称)』を発表しました。このプログラムは、じゃがいもを身近に感じてもらうために、子どもたちが実際に育てる体験を通して食の大切さを学ぶことを目的としています。

3社共同の新たな学びの場


カルビー株式会社、カルビーポテト株式会社、そして株式会社プロトリーフの3社が協力して開発したこのプログラム。特に注目すべき点は、育てるための土「ポテトバッグ」が使用されていることです。このユニークな袋で、じゃがいもを簡単に栽培できる仕組みが整っています。

2025年からトライアルが始まり、初めての試みとして東京都の世田谷区立中里小学校と大阪市立豊崎小学校の約80名の児童が参加しています。彼らは3月から7月にかけて、じゃがいもの植え付けや収穫の体験を通じて学びを深めています。このプログラムでは、収穫の成果をもとにポテトチップスづくりも楽しめるため、楽しみながら学べる点が特徴です。

子どもたちに伝えたい想い


このプログラムは、未来を担う子どもたちにじゃがいもや土の重要性を伝えるために設計されています。開発に約3年をかけた結果、2021年12月には「ポテトバッグ」と、カルビーポテトが約10年以上にわたって育ててきたオリジナル品種のじゃがいも「ぽろしり」が市販されることが決まりました。この取り組みによって、子どもたちがじゃがいもを育てる楽しさを実感することができ、食文化への理解も深まることを期待しています。

環境配慮型の取り組み


「ポテトバッグ」は環境への配慮も欠かしておらず、100%植物由来の原材料を使用しています。また、収穫後の土は燃えるゴミとして処理できるため、循環型の資源利用が可能です。これにより、育成した後の楽しみだけでなく、将来的な環境問題にも考慮しています。

学びの場としての可能性


カルビーは、2003年からおやつを通じて楽しい食のあり方を提案する食育授業「カルビー・スナックスクール」を行い、すでに160万人以上が参加しています。それだけでなく、新たに始まった「朝ハロしよ!教室」など、子どもたちに楽しく食の大切さを伝える活動を進めています。今回の「ポテトバッグ食育」プログラムが成功すれば、全国の学校への展開も視野に入れており、新たな食農教育のスタンダードを築く可能性を秘めています。

結論


じゃがいも栽培を通じて食育を進める『ポテトバッグ食育』は、カルビーの50周年を彩る素晴らしい試みです。子どもたちが自分の手で育てたじゃがいもを収穫し、ポテトチップスに変えていくプロセスは、未来の食につながる貴重な経験となるでしょう。今後の全国展開が期待される中、カルビーの取り組みに是非ご注目ください。


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会社情報

会社名
カルビー株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1-8-3丸の内トラストタワー本館22F
電話番号

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