EIZOが発表した新型タッチパネルモニター
EIZO株式会社が、17型タッチパネル液晶モニター「DuraVision FDS1783T」を2024年11月1日に発売することを発表しました。前機種である「DuraVision FDS1782T」の基本機能を引き継ぎながら進化したこの製品は、産業市場向けのニーズにも応えるものとなっています。オープンプライスで提供され、参考価格は112,200円(税込)です。
技術の進化
DuraVision FDS1783Tは、1280×1024ピクセルの解像度を誇る17型スクエアタイプのモニターです。この新モデルでは、デジタル入力端子がDVI-DからHDMI(R)に変更され、PCとの接続の利便性が大幅に向上しました。さらに、最高輝度が360cd/m2に達し、明るい場所でもしっかりと画面を見ることができるようになっています。
FDS1783Tは10点のマルチタッチに対応しており、ドラッグやフリックなどの操作がスムーズに行えます。耐久性に優れた「PCAP(投影型静電容量)方式」を採用しており、クリニックや薬局、公共施設など、さまざまな場所で活用できる仕組みとなっています。また、消防や警察、工場など、多岐にわたる業務でのニーズにも対応しています。
進化した主な特長
新モデルの主な特長には、次のようなポイントがあります。
- - 多様な入力端子:DisplayPort(TM)、HDMI、D-Sub 15ピン(ミニ)の3系統を搭載し、産業用PCとの接続が容易です。
- - 指紋防止加工:表面ガラスにはアンチフィンガープリント加工が施され、汚れが付きにくく視認性が向上しています。
- - 調光機能:最高輝度が360cd/m2まで調整可能で、使用環境に応じた最適な明るさに設定できます。
- - 音質向上:2.0W+2.0Wのスピーカーを搭載し、音質もパワーアップしました。
- - 安心の保証:24時間連続使用に対応し、長期3年間の保証が提供されます。
また、前機種から引き継がれた特長としては、誤入力を防ぐパームリジェクション機能や、斜めからも視認性の高いIPSパネルの採用が挙げられます。このように、さまざまな環境で安定した使い心地を実現しています。
最新のデザインとカラー
新型のデザインも洗練されており、デバイスの表面はフルフラットのベゼル構造を採用しています。また、色はブラックとセレーングレイの2種類が用意されており、幅広いニーズに応えられるようになっています。様々なスタンドバリエーションも揃っており、使い勝手が向上しています。
最終的な評価
EIZO株式会社は、長年にわたって様々なタッチパネルモニターを提供してきた実績があります。本製品もその流れを汲みつつ、業務用モニターとしての多様な活用が期待されています。特に医療や公共機関など、安定した品質と信頼性が求められる分野での導入が見込まれます。今後、この新たな製品がどういった利用シーンで活かされていくのか注目されます。
詳しくは、
EIZO公式ウェブサイトをご覧ください。