Bot Expressが提供する新機能
株式会社Bot Express(本社:東京都港区)は、10月31日に「スマホ市役所」コンセプトの新機能を発表しました。この機能(AI Option)は、特に多言語化のニーズが高かったごみ関連サービスに対応し、住民が様々な言語で情報にアクセスできるようにしています。
ごみ関連サービスの多言語化
新たに追加された多言語機能は、以下の3つの主要サービスに対応しています。
1. ごみ分別案内
2. ごみ収集日カレンダー
3. ごみの日リマインダー
これにより、言語の壁を越えて、住民が効果的に情報を取得できる環境が整います。特に、これらのサービスは多くの自治体で利用されており、多言語対応が切実に求められていました。
デモ動画の提供
Bot Expressでは、これらのサービスが日本語と英語でどのように動作するかを示すデモ動画を公開しています。実際にどのように使えるのか、一目で理解する手助けとなるでしょう。例えば、ユーザーが「ごみ分別案内」を利用する際、選択した言語で直感的に情報にアクセスできる様子を確認できます。
幅広い言語対応
この多言語化機能は、英語や中国語、韓国語などさまざまな言語に対応しており、住民が自分の母国語で情報を取得できるよう配慮されています。具体的には、以下のような言語が対応可能です。
- - 英語(English)
- - 中国語(簡体字、繁体字)
- - 韓国語
- - フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語
...およそ20か国以上の言語に対応し、多国籍な住民のニーズに応えます。
必要な設定と利用開始
多言語化機能は、GovTech Expressのシステム管理者による事前設定と、AIによる動的翻訳を組み合わせています。特に、ごみの品目リストはAIで自動翻訳されるため、初期の設定が簡単です。また、ユーザーが希望する言語を選択できるよう、初期設定はテンプレートが用意されています。
ごみの日リマインダーでは、言語ごとの配信設定が必要で、詳細はマニュアルおよびサポート担当者を通じて案内されます。
AI Optionのモニター制度
Bot Expressでは「AI Optionモニター」という制度を設け、対象となる自治体には無償で機能を提供します。このプログラムへの参加は、特定の条件を満たす自治体に限られますが、全国すべての自治体がAIを活用したデジタル化に乗り出せるチャンスです。
Bot Expressの5つの特徴
1.
サブスクリプション契約
統一された料金制で柔軟にサービスを実装。
2.
全国ネットワークの構築
各自治体職員によるサービス開発を全国で共有。
3.
専属サポート
各自治体にパートナーサクセスマネージャーが配置され、個別支援を行います。
4.
LINE公式アカウントとの連携
他のデジタルツールとも組み合わせて利用できます。
5.
ISMAP対応のクラウド環境
政府標準のクラウドサービスを利用。
Bot Expressは「つくろう。愛される行政サービスを。」を企業理念に掲げ、今後も多様なニーズに応えるサービスの開発に取り組んでいくことでしょう。利用者の期待を上回るような行政サービスの実現を目指しています。