再生プラスチックの未来
2025-07-11 10:56:46

再生プラスチック利用の未来を探るウェビナーで環境配慮設計の新たな一歩を確認

再生プラスチック利用の未来を探るウェビナー



環境問題が大きな関心を集める現代において、プラスチックの再利用とリサイクルはますます注目を浴びています。そんな中、2025年の8月4日に八尾滋教授による「リサイクルプラスチックの物性低下メカニズムと機能性向上技術」というテーマのウェビナーが開催されることが決まりました。この講座では、プラスチックの物性低下の根本的な原因を解明し、その改善策を模索します。

セミナーの概要


ウェビナーの開催は、8月4日(月)の13:30から16:30まで、Vimeoを通じてライブ配信される予定です。受講者は、プラスチックの物性低下を高分子の基礎物性から考察し、物理劣化・物理再生理論を理解する機会が得られます。参加者には、講演終了後一週間以内には録画映像が届き、いつでも振り返ることができます。このウェビナーはプラスチックのリサイクルに関心がある方にとって、価値ある情報を提供する場となるでしょう。

講演の狙い


講演では、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーといったテーマに根ざしたプラスチックの利用法が語られます。プラスチックは身近で多く使用される素材であり、適切にリサイクルすれば新しい炭素源として活用が可能です。しかし、再生プラスチックは化学劣化によって物性が劣化しがちです。そのため、本ウェビナーではその具体的な原因を解明し、高性能な再生プロセスを生み出すための方策を探ります。

プログラム内容


参加者は以下の内容を通じて、プラスチックリサイクルの未来を切り開くための視点を得られます。
1. プラスチックの現状
1.1 プラスチックによる環境汚染
1.2 循環型社会における3Rの動き
1.3 現在のリサイクルの位置づけ
2. マテリアルリサイクルプロセス
2.1 収集システムの現状
2.2 選別プロセスの役割
2.3 ペレタイズシステムの重要性
3. 高度物性再生マテリアルリサイクル
3.1 物理劣化・物理再生理論の概要
3.2 樹脂溜まりを使用した高度物性再生プロセス
3.3 メソ構造と力学特性の関連
3.4 バージン樹脂の高性能化
4. 新たな環境配慮設計と再生プラスチックの資源循環

セミナー後には、参加者からの質問に対して直接講師が応じる時間も設けられています。このように、双方向のやり取りができることで、理解を深めることが期待されます。

受講方法


受講希望者には、44,000円(税込)の参加費が設定されていますが、当社ECサイトへの会員登録を行うことで39,600円(税込)とすることが可能です。この機会にぜひご参加ください。詳細については、当社の公式サイトで確認できます。

環境にやさしいプラスチック利用の未来に触れる絶好の機会。このウェビナーを通じて、持続可能な資源循環の実現に向けた知見を得られることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社シーエムシー出版
住所
東京都千代田区神田錦町1-17-1神田高木ビル2F
電話番号
03-3293-7051

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