再生可能エネルギーを加速する! 低圧系統用蓄電池の新たな協業が始動
独自の技術を駆使するTensor Energyと、太陽光発電の経験豊かなグリーンロードエナジーが手を組み、再生可能エネルギーの分野に新たな風を吹き込もうとしています。この度、両社は低圧系統用蓄電池のアグリゲーション事業において、協業をスタートすることを発表しました。目指すは2028年までに1,000機の蓄電池の導入です。
事業の背景と目的
2026年4月から低圧電源と低圧蓄電池の需給調整市場への参加が可能になることから、分散型リソースの活用が本格化します。従来の高圧・特別高圧中心の調整力市場においても、低圧系統用蓄電池の重要性は増大しています。この蓄電池は、設置スペースが限定されている駐車場1台分の土地でも設置できるため、急速にニーズが高まっています。これまでの高圧アセットの運用には長いリードタイムがかかるため、迅速な系統連系が可能な低圧蓄電池が求められています。
グリーンロードエナジーとTensor Energyの役割
グリーンロードエナジー
グリーンロードエナジーは2014年の設立以来、太陽光発電システムの販売や、発電所の売買、高度なコンサルティングを行ってきました。2024年からは系統用蓄電池の電力申請業務にも進出。これらの経験を生かし、低圧系統用蓄電池の企画・販売(用地確保や機器調達、電力申請など)を担います。
Tensor Energy
一方、Tensor Energyはそのアグリゲーションシステム「Tensor Cloud」を活用し、充電・放電の制御や市場入札を担当します。この技術により個々の蓄電池を最適に運用し、効率的な電力の供給を可能にします。
両社のビジョン
グリーンロードエナジーの今井社長は「再生可能エネルギーの普及に貢献し、低圧系統用蓄電池を通じて脱炭素と収益性を両立させていきたい」と述べています。
一方、Tensor Energyの堀社長も「2026年の制度改正を契機に、新たな市場でのアグリゲーションに挑戦できることは大きな一歩」と話しています。
協業の技術とサービス
Tensor Energyの「Tensor Cloud」は、独自のAI技術を活用し、各アセットの運用・制御を個別最適化します。具体的には以下のような機能が搭載されています:
1.
ネガポジ運用による収益向上:充電を停止することが系統にとって発電と同じ価値を生むため、Tensor Cloudは待機中に充電分を供出可能量に加え、収益機会を拡大。
2.
個別制御のEMS:各サイトに設置されたEMS(エネルギー管理システム)により、アセット毎に確実な指令追従を実現。
3.
自動代替不可申請:複数台の故障時にシステムが自動で代替不可申請を行い、迅速な対応をサポート。
4.
精算業務の代行:アセットオーナーへの振込やレポート業務はTensor Energyが行い、パートナー事業者の事務負荷を軽減。
今後の展望
両者の協業により、低圧系統用蓄電池の市場拡大が見込まれます。再生可能エネルギーの普及はもちろん、電力系統の安定化にも寄与することが期待されています。Tensor Energyは、今後も低圧系統用蓄電池事業のパートナーを募集し、持続可能なエネルギー社会の実現に向けて邁進していく考えです。
企業情報
所在地: 神奈川県横浜市
設立: 2014年
ウェブサイト:
gle.co.jp
所在地: 福岡県福岡市
設立: 2021年
ウェブサイト:
tensorenergy.jp
お問い合わせ
Tensor Energy株式会社:
[email protected]
グリーンロードエナジー:
[email protected]
この新たな取り組みは、再生可能エネルギーの進化を促し、持続可能な未来を切り拓くための重要な一歩となるでしょう。