校外指導員勇退
2025-03-11 16:34:44
近大附属広島高・中の校外指導員大田澄男氏が勇退、感謝状贈呈セレモニーを予定
近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校にとって、校外指導員の大田澄男氏が長年にわたり果たしてきた役割は、単なる見守りだけではありません。本校の最寄りであるJR西高屋駅前での通学路指導を27年間続けてこられた大田氏は、生徒たちの生活に深く根付いた存在となっています。ここでは、これまでの活動の振り返りと、勇退に伴う感謝状贈呈の予定についてお伝えします。
大田澄男氏の長い活動の軌跡
大田氏は、平成10年(1998年)以来、本校生徒の安全を見守り続けてきました。朝夕の登校・下校時には、毎日JR西高屋駅前で見守りを行い、交通安全や駅利用のマナーを生徒に指導してきました。特に、マナー指導にとどまらず、大田氏は日々の挨拶や会話を通じて生徒たちとの温かい関係を築いていました。このようなコミュニケーションを大切にした姿勢が、多くの生徒から慕われる理由となっています。
地域とのつながり
さらに、大田氏は本校の枠を越えて地域社会にも貢献してきました。地元の老人会に参加し、地域の方々との交流を持ち続けながら、特に本校の中学生を対象とした稲作実習においては、田植えや稲刈り、しめ縄づくりなどの指導にも協力しています。こうした地域活動は、生徒たちにとっても貴重な経験となっています。
感謝状贈呈式の詳細
このたびの勇退を讃えて、離任式及び3学期の終業式が行われる令和7年(2025年)3月18日(火)には、大田氏への感謝状が贈呈されることが決まりました。式典は本校の4階体育館で行い、全校生徒1,144名が参加予定で、大田氏への贈呈は具体的には9時30分から10時までを見込んでいます。このセレモニーでは、特別に大田氏の紹介やご挨拶も行われる予定となっています。生徒全員が心を込めた感謝の気持ちを伝えるこの機会は、大田氏の長年の功績に相応しい、感動と敬意に満ちたものとなるでしょう。
まとめ
四半世紀にわたり、多くの生徒の成長を支え、地域とのつながりを育んできた大田澄男氏。その足跡を振り返り、感謝の意を表すセレモニーが行われることに心から期待しています。この日の贈呈式が、大田氏本人にとっても、今後の人生の新たな一歩となることを願ってやみません。近畿大学附属広島高等学校・中学校は、今後も大田氏のような地域貢献を担う人材の育成に努めていくことでしょう。
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