和歌山県湯浅町教育委員会のクラウド勤怠管理導入とは
和歌山県湯浅町では、教職員の勤怠管理がクラウド化され、業務改善が進められています。この取り組みは、株式会社ヒューアップテクノロジーとアイレス電子工業株式会社の協力によって実現しました。これにより、教職員は多様な働き方に対応可能な環境が整備され、教育活動に専念できるようになりました。
導入の背景
従来、湯浅町教育委員会では、各学校の端末に接続されたICカードリーダーを使って勤怠管理を行っていました。しかし、この方法には多くの課題がありました。打刻が校内の端末に依存していたため、打刻忘れや、退勤後の急な対応、出張勤務時の勤怠記録の取り扱いが難しい状況が続いていました。
教育委員会は、ICTを活用し、効率的で持続可能な勤怠管理の仕組みを模索しました。その結果、顔認証打刻システム「DigiFaceAI」と、労務管理システム「DigiSheet」を導入することに決定しました。この決断は、場所を問わず利用できる安全性と利便性を兼ね備えたシステムの導入に向けた大きな一歩となりました。
導入の経緯と課題解決
新しいシステムの導入にあたっては、教育現場特有の課題にも向き合う必要がありました。教員にはPCが配布されている一方、支援員や用務員には十分な端末が行き渡っていない状況でした。また、複数校を兼務する教職員や、出張勤務による柔軟な働き方への対応も求められました。
そこで、官民連携のもと湯浅町教育委員会は「DigiFaceAI」や「DigiSheet」を導入し、スマートフォンやタブレットを利用して出退勤の打刻や勤務記録の登録ができる環境を整えました。この結果、教職員は場所を選ばずに勤怠記録を行うことができ、打刻忘れや記録漏れのリスクが大幅に軽減されました。
導入効果
この新しいクラウド型勤怠管理システムの導入により、教職員の働き方にはさまざまな変化がもたらされました。主な効果には以下のようなものがあります:
- - 顔認証による打刻が実現し、正確な勤怠記録が可能になりました。
- - スマートフォンやタブレットを使った勤務記録登録により、打刻忘れを防止し、事務負担を軽減しました。
- - 管理職による迅速な確認・承認が実現し、業務の流れがスムーズになりました。
- - 学校ごとの承認フロー設定によって、多拠点勤務にも柔軟に対応できました。
- - 有給休暇や時間単位休暇の取得状況をデジタル上で一元管理できるようになりました。
このように、湯浅町教育委員会では教職員が煩雑な事務作業から解放され、より教育活動に専念できる体制が整いました。
今後の展望
株式会社ヒューアップテクノロジーとアイレス電子工業は教育機関向けのクラウド型勤怠・労務管理ソリューションを提供することで、さらなる働き方改革を推進していきます。湯浅町での取り組みをモデルケースとして、国内の他の教育機関でも効率的かつ柔軟なデジタル環境の構築を進めていく方針です。
アイレス電子工業株式会社の概要
- - 所在地:和歌山県海南市
- - 事業内容:FAシステム事業、ICT事業、機器システム事業
- - 会社サイト
株式会社ヒューアップテクノロジーの概要
- - 所在地:東京都豊島区
- - 事業内容:Web勤怠管理システム『DigiSheet』、AI顔認証打刻管理サービス『DigiFaceAI』
- - 会社サイト