久留米大学とQBキャピタル、連携協定を締結
2018年7月1日、QBキャピタル合同会社(以下「QBキャピタル」といいます)は、学校法人久留米大学(以下「久留米大学」といいます)との間で「研究成果の事業化に関する連携協定書」を締結しました。この協定は、久留米大学の研究成果をビジネスとして実用化することを目的としており、大学発の新しいベンチャー企業の立ち上げを支援するものです。
連携の目的
本協定の主要な目的は、久留米大学とQBキャピタルが相互に協力し、大学の持つ研究資源を社会に還元することです。これにより新産業の創出が期待され、地域経済の活性化にも寄与します。具体的には、大学が生み出す革新的なアイデアや技術を、ビジネスとして形にするための実践的なサポートを行います。また、起業家教育の実施を通じて、地域に根ざした起業家の育成も目指しています。
QBキャピタルの支援プログラム
QBキャピタルは、この協定書の締結を通じて、独自の「プレ投資プログラム」を活用します。このプログラムは、大学発ベンチャーが直面する資金調達の課題に対応するもので、プロジェクトの立ち上げに100万円から500万円の資金を提供します。支援期間は半年から一年を想定しており、この資金をもとにProof of Concept(POC)や経営人材の採用を行います。これによって、大学発ベンチャーの創出へとつなげていく考えです。
QB第一号ファンドの概要
さらに、QBキャピタルが運営する「QB第一号ファンド」は、九州地域の大学の研究シーズや、新興企業のシード・アーリーステージの企業を対象とした支援の枠組みです。このファンドは、大学発ベンチャーの成長を促進し、大学の研究成果を事業化することによって、新しいビジネスの創出を助けます。特に、研究成果が実際のビジネスにつながる過程を一貫して支援することで、地域経済の発展に貢献することが狙いです。
地域への貢献と未来の展望
この連携を通じて、久留米大学は自身の研究成果を社会に還元し、地域独自の新たな産業の創出に貢献することが期待されています。また、QBキャピタルは、地域の起業環境をより豊かにし、多くの新しいビジネスが誕生する土壌を作り上げることを目指しています。
次世代を担う起業家の育成と地域経済の活性化が相互に作用し合い、持続可能な成長が実現されることが期待されています。
お問い合わせ先
QBキャピタル合同会社
住所:〒814-0001 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目1‐22 SRPセンタービル706
電話:092-832-6200
URL:
http://qbc.co.jp