ケイミュー株式会社が主催する「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024」の結果が発表されました。このコンテストは、日本の建築デザインが持つ価値を未来へ繋ぐことを目指し、全278作品が応募されました。審査員には著名な建築家、藤本壮介氏、永山祐子氏、成瀬友梨氏が名を連ね、応募作品を厳選する作業が行われました。その結果、11点の作品が各賞を受賞し、11月20日には東急歌舞伎町タワーにて表彰式が開催されました。
最優秀賞には、株式会社安井建築設計事務所の「WORK VILLA MITOSHIRO」が選ばれました。この作品は、東京都千代田区に位置し、そのデザイン美と新規性、環境への配慮が高く評価されました。受賞者である小林寧々氏、吉岡駿介氏、杉木勇太氏は、ケイミュー株式会社の木村社長からトロフィーと表彰状を授与されました。
また、優秀賞には5つの作品が選出されました。1つ目は株式会社はりゅうウッドスタジオの「認定こども園 らみどり」で、福島県須賀川市に位置します。2つ目は東京都西東京市にある株式会社MYATの「坂上医院改修」、3つ目は神奈川県川崎市の古谷デザイン建築設計事務所による「シミズヤマハウス」など、多彩な地域からの受賞作品が揃いました。
さらに、特別賞には株式会社リオタデザインの「drop」(埼玉県川口市)と、株式会社竹中工務店の「関電不動産渋谷ビル」(東京都渋谷区)が受賞しました。また、ケイミュー賞には株式会社CURIOUS DESIGN WORKERSの「Grid」(三重県松阪市)、桑原年弘建築設計事務所の「谷9店舗」(大阪府大阪市)および株式会社ケンチックスの「晴れの国クリニック(えんさこ医院)」(岡山県倉敷市)が選ばれました。
このように、「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024」は革新的かつ美しい建築デザインを表彰し、その取り組みで日本の未来の建築を進化させる意義があります。受賞作品の詳細については、ケイミューの特設サイトにも近々掲載される予定です。
【今後の展望】
今回のアワードは、全国の建築家や設計事務所に多くの刺激を与え、未来の建築デザインに新たなインスピレーションをもたらすことが期待されます。次回の実施に向けて、さらなる創造的なアイデアが生まれることでしょう。日本の建築界がどのように発展していくのか、非常に楽しみです。応募を検討する建築家やデザイナーは、次回のアワードに向けて準備を整えることが求められます。