生物多様性を守るためのアクション
日本国内で生物多様性の重要性を広めるため、「生物多様性アクション大賞2015」においてNTTデータが特に注目を集めました。この大賞は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」に基づき、生物多様性の保全と持続可能な利用に向けた取り組みを進める団体や個人を表彰するものです。NTTデータは、企業のCSR活動を通じて地域社会への貢献を続けています。
国連生物多様性の10年とは
国連生物多様性の10年は、2011年から2020年までの10年間を指し、生物多様性を保全し、持続可能な利用を促進するための国際的な取り組みです。この枠組みは、2010年に名古屋で開催された生物多様性条約の第10回締約国会議で採択された新たな世界目標に基づいて設立されました。地球規模での生物多様性を守るため、各国が協力して活動を進めています。
NTTデータの取り組み
NTTデータグループは、2007年から国際的な社会課題に対する解決策としてフェアトレードに取り組んでいます。企業理念やCSR重点テーマに則り、社内の接客スペースや社員食堂でフェアトレードコーヒーを提供し、イベントのお土産にもフェアトレード製品を取り入れるなどの活動を行っています。
これらの活動は、生物多様性ホットスポットの保全に寄与しています。社員が積極的に参加できるよう、社内消費を通じてこれらの取り組みを広げようとする姿勢が高く評価されました。また、これらの取り組みは、持続可能性を重視し、長期的な成果を見込むものとされています。
生物多様性アクション大賞の意義
生物多様性アクション大賞は、「たべよう」「ふれよう」「つたえよう」「まもろう」「えらぼう」という5つのアクションを実践する個人や団体を表彰します。この大賞は、生物多様性の理解を深め、生活に根ざした形での取り組みを促す役割を果たしています。NTTデータはこの理念に則り、日々の業務を通じて社会との接点を持ち続けることを目指しています。
今後の展望
NTTデータは、今後もさまざまな形で社会に貢献し、人々が生物多様性について考えるきっかけを提供し続けます。生物多様性の保全は我々の生活に深く根付く重要なテーマであり、企業としてもその役割を果たすことが求められています。これからも新たな取り組みや啓発活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していくことが期待されます。
参考リンク