リアルタイム情報共有システム「REPORT&SHARE」が愛媛県松山市の大雨被害支援に無償提供
株式会社リアルグローブは、令和6年7月12日に愛媛県松山市で発生した大雨による被害に対し、被災状況の調査及び復旧復興に携わる自治体に、スマートフォンを活用したリアルタイム情報報告・共有システム「REPORT&SHARE」を無償提供すると発表しました。
「REPORT&SHARE」は、被災状況を写真と位置情報付きで地図上に投稿することで、リアルタイムな情報共有を可能にするシステムです。登録された情報はキーワードで簡単に検索でき、帳票作成も容易なため、復旧作業の効率化に役立ちます。
被災状況の迅速な把握と共有を支援
リアルグローブは、今回の大雨による被害が深刻な状況を受け、被災状況の迅速な把握と共有を支援するため、同システムの無償提供を決断しました。提供対象は、愛媛県松山市において被災状況の調査及び復旧復興に携わる自治体です。
「REPORT&SHARE」の活用事例
「REPORT&SHARE」は、過去の災害時にも被災状況の確認や報告に活用されてきました。
例えば、令和2年7月豪雨では、被災自治体や協定先企業での被災状況の確認・報告に活用され、その効果が実証されています。
「REPORT&SHARE」の主な機能
写真と位置情報による投稿: 被災状況を写真と位置情報付きで地図上に投稿できます。
リアルタイム情報共有: 投稿された情報はリアルタイムに共有され、最新の情報が常に把握できます。
キーワード検索: 登録された情報はキーワードで簡単に検索できます。
帳票作成: 収集された情報を基に、簡単に帳票を作成できます。
無償提供プログラムの詳細
適用対象: 復旧に携わる公共機関、自治体
利用期間: 2024年7月12日〜応相談
利用料金: 対象期間中は無償提供
利用方法: 「REPORT&SHARE」お問い合わせフォームから必要な情報をご記入の上、お問い合わせください。
「REPORT&SHARE」について
「REPORT&SHARE」は、リアルグローブがEDAC監修のもと開発した、ドローン等からの取得情報を地図上に集約し共有するプラットフォームです。同システムは、総務省の「平成27年度補正予算IoTサービス創出支援事業」の採択案件を通じて構築されたリファレンスモデル(成果物)を核として開発されたサービス「Hec-Eye」の技術を応用したサービスです。救急医療・災害対応分野での活動支援や業務効率化を目的として開発されました。
リアルグローブは、「REPORT&SHARE」の提供を通じて、被災地の復旧復興に貢献していくとしています。