泉佐野市の健康事業
2024-08-23 10:59:16

泉佐野市の健康マイレージ事業、デジタル化で効率化と楽しさを実現

泉佐野市の健康マイレージ事業が新たな一歩を踏み出す



2024年1月から、大阪府泉佐野市(市長:千代松 大耕)の健康マイレージ事業が新たにスタートし、運営にスマートフォンアプリ「スポーツタウンWALKER」を採用しました。これは、地域に根ざした健康づくりを目指し、デジタル化された取り組みとして大きな期待が寄せられています。

デジタル化により手軽さと楽しさがアップ



これまで紙ベースで行われていた健康マイレージ事業は、アプリの導入により「誰でも」「身近な場所で」「手軽に」「楽しく」健康づくりを行うことが可能となりました。新たに設定された愛称「さのぽっ歩」では、日々のウォーキングや体重管理を通じて、参加者が自分自身の健康状況を把握し、意識的に活動を続けられる仕組みが整っています。

アプリにより毎日の歩数や距離が自動的に計測され、参加者の健康づくり活動が数値化されることで、やる気を引き出します。また、泉佐野市のご当地キャラクター「イヌナキン」の成長機能もあり、市民に楽しさと共感を提供しています。

地域通貨「さのぽ」を利用することで地域経済も活性化



この健康マイレージ事業の大きなポイントは、「さの健康ポイント」を地域通貨「さのぽ」に簡単に交換できることです。1さの健康ポイントが1さのぽ(=1円)としてアプリ上で手軽に取引でき、市内のお店で使用することで地域経済にも貢献しています。この仕組みは全国的にも珍しく、地域内でポイントが循環する新しい形を確立しました。

導入からわずか数ヶ月で、アプリ登録者数は目標の2,400人を突破。さらに、6ヶ月後には地域住民の約3%が利用者として参加しており、全国的にも注目される成功事例となっています。特に60代以上の利用者が多いことも特徴で、スマートフォン操作が不安な方に向けた説明会も開催されています。

市民からの高評価、継続希望の声が多数



利用者へのアンケート調査では、412名全員が令和6年度もこの取り組みを続けたいと回答しました。参加者からは「いつもより多く歩くようになった」「健康を意識するようになった」との声があり、アプリが健康面での意識を高める要因になっていることが分かります。

特に「数字として記録が残ることでやる気が出る」「過去の健康データが参考になる」との意見が多くあり、アプリが自身の健康管理に役立っていることが伺えます。さらに「新しい交流が生まれた」「イベント参加が楽しい」といった意見も、多くの市民に積極的な影響を与えていることを示しています。

今後の展望と新たな拡張機能



8月1日からは市外での健康診断を受けた際にもポイント付与が申請できるようになりました。今後も泉佐野市は、健康に無関心な層や働き盛り世代へのアプローチを強化し、全市民の健康促進に努めていく方針です。

泉佐野市が立ち上げた「さのぽっ歩」事業は、デジタル化の流れに乗り、地域の健康づくりを牽引する重要な役割を果たしています。今後の取り組みにも大いに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社アールビーズ
住所
東京都渋谷区神宮前2-4-12DT外苑
電話番号

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