Raspberry Piを活用した工場自動化ウェビナー
近年、IoT技術やAI、機械学習の進展により、工場や社会インフラのスマート化が急速に進んでいます。このスマート化の中で、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)の重要性はますます高まっています。PLCは、生産ラインや空調管理といった各種システムのリアルタイム制御を担い、その役割は欠かせないものとなりました。
PLCに求められる柔軟性と拡張性
しかし、PLCを用いた自動化には多くの課題が存在します。スマート化を実現するためには、既存の機器に新たなデバイスやセンサーを追加していくことが必要です。しかしながら、通常のPLCは特定用途に特化したプログラムが施されているため、新しいセンサーを追加する際にはプログラムの大幅な修正が必要となることがあります。
その結果、互換性の問題や構成の複雑化、コストの増加などが発生する可能性があります。そのため、より柔軟で、さまざまなデバイスと連携できるPLCが求められています。
Raspberry Piを使った自動化の新たな展開
ここで注目したいのが、「CODESYS搭載 Raspberry Pi オールインワンコントローラ」です。この製品は、今すぐ活用できる高信頼性を備えたPLCコントローラとして設計されています。Raspberry Piのプラットフォーム上に、幅広い人気を有するソフトPLC「CODESYS」がプレインストールされており、非常に使いやすいのが特長です。
HATサイズのボードを搭載し、デジタル入出力やアナログ入出力、カウンターなどのI/O拡張が可能で、個々のニーズに応じたシステムの構築が容易です。これにより、従来の設備にRaspberry Piの柔軟性を持ち込むことができ、低コストでのスマートシステムの実現が可能になります。
ウェビナーのご案内
この「Raspberry Piを活用した工場自動化」をテーマにしたウェビナーでは、コンテックが提供するCODESYS搭載 Raspberry Piオールインワンコントローラを使い、具体的な事例を交えてその利点を詳しく解説いたします。スマートファクトリーやスマートシティの実現に向けて、より効率的で低コストの自動化を検討している方、既存のPLCの拡張性や柔軟性に疑問を感じている方など、皆さまのご参加をお待ちしております。
主催は株式会社コンテック、協力企業には株式会社オープンソース活用研究所とマジセミ株式会社が参加しています。参加希望の方は、ぜひ詳細をご確認の上、お申し込みください。
お問い合わせ
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