データ駆使の新しい売場作り
2025-11-14 10:50:31

周南公立大学と企業が連携し食品スーパーマーケットの未来を考える取り組み

周南公立大学が取り組む産学連携プログラム



山口県周南市に位置する公立大学法人周南公立大学(以下、周南公立大学)は、株式会社丸久と株式会社True Dataとの協力のもと、2025年11月から2026年1月にかけて学生を対象としたデータマーケティングの実践的教育プログラムを実施します。このプログラムでは、地域の食品スーパーマーケットである「アルク徳山中央店」の売場づくりに挑むことを目的としています。

背景と目的



小売業界では、消費者ニーズが多様化し、データを活用した戦略が必要不可欠となっています。従来の経験則を超え、精度の高いデータ分析に基づいた施策が求められています。そのため、周南公立大学と丸久は地域社会の発展と人材育成に寄与するための包括連携協定を締結予定です。この連携を通じて、学生には実社会でのデータ分析技術と売場設計の知識を習得する機会が与えられます。

プログラムの内容



このプログラムでは、周南公立大学の学生が実購買データや国全体の生活者ビッグデータを活用し、商品陳列や販促活動を提案します。具体的には、20代から40代の新生活シーズンを意識した食品売り場の設計に取り組み、効果的な売場作りが実現されることを目指します。企業が提供する講義も行われ、学生は実際のデータを使って分析を進めます。

学生の学びと地域貢献



このプログラムに参加する学生にとって、食品スーパーマーケットの運営やビジネスを学ぶ貴重なチャンスとなります。また、地域に根ざした店舗づくりを目指す丸久にとっても、学生の新しい視点が得られることで、若年層の顧客獲得やファンの増加に繋がる可能性があります。True Dataは、このプログラムを通じて地域のデジタル人材を育成し、地域の消費課題の解決に貢献することを目指しています。

授業スケジュール



プログラムは以下のようなスケジュールで進行します:
  • - 2025年11月7日:初回授業(周南公立大学11号館)
  • - 2025年11月14日:2回目授業(オンライン)
  • - 2025年11月21日:店舗視察(アルク徳山中央店)
  • - 2025年12月19日:中間発表(オンライン)
  • - 2026年1月23日:最終発表(TOKUYAMA DECK D1 6階)

メディアへの取材の案内



この取り組みに興味のあるメディア関係者は、2025年11月21日の店舗視察に参加できます。取材の申し込みは、周南公立大学の西京銀行地域DX共同研究講座にご連絡ください。

まとめ



周南公立大学、株式会社丸久、株式会社True Dataの三者が協力し、地域の食品スーパーマーケットの未来を担う学生の育成に取り組むこのプログラムは、地域社会に新たな価値をもたらすことが期待されます。学生の独自の視点と企業のデータを活かし、地域のニーズに応えた新しい売場作りを実現していくプロジェクトに、今後の展開が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社True Data
住所
東京都港区芝大門1-10-11芝大門センタービル4階
電話番号
03-6430-0721

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