TCJグローバルがインドネシアの日本語教育機関と提携
株式会社TCJグローバル(東京都新宿区)は、インドネシアの日本語教育機関であるLPK TACHIBANA TRAINING CENTER(TACHIBANA社)との業務提携を発表しました。この提携によって、日本国内の企業に向けた外国人材採用支援が強化されることとなります。特に、特定技能を含む外国人求職者の教育と紹介が一層拡充され、企業のニーズに応える体制が整備されます。
海外展開と業務提携の背景
TCJグローバルは1988年の設立以来、世界80か国以上から多くの留学生や就労者に高品質な日本語教育を提供してきました。国内で日本語教師の養成も行っており、ISO29991:2020認証も取得しています。現在、日本国内では労働人口の不足が顕著になっている中、特定技能を軸に外国人材の受け入れが求められています。このような背景の中で、TCJグローバルは日本語教育と人材育成に関する豊富な経験を活かし、現地パートナーと連携することで外国人材の紹介・教育サービスを提供しています。
インドネシア人材の強み
インドネシアは世界で4番目の人口規模を誇り、2025年には約2億8,572万人に達すると予測されています。生産年齢人口は約68%を占め、労働力供給が期待される国です。さらに、インドネシア人の海外就労者数は約900万人を超え、特定技能においても主要供給国の一つとして、介護、外食・宿泊業などでの需用があります。日本国内での日本語試験の受験者数及び合格者数も年々増加し、インドネシアの日本語運用能力も向上しています。
特に注目すべきは、インドネシアの日本語学習者数が世界で2番目に多い点です。2021年には71万人が日本語を学んでおり、学校教育でも約2,275校が日本語教育を実施しています。このため、日本での就労を希望する人材が多いことも大きな特徴です。
提携の概要
新たな提携により、以下のことがのべています:
- - 日本語学習教材や教師養成による教育体制の強化
- - 日本への就労・留学希望者へのサポート体制の充実
- - 日本国内企業に向けた即戦力外国人材の紹介サービスの展開
当社の日本語教育に関する経験と、現地パートナーとの協力により、特にネパールにおける教育体制や人材募集のシナジー効果も見込まれています。
今後の展望
TCJグローバルは、ネパールなど海外市場におけるサービス向上と市場シェアの拡大を目指しています。また、中長期的には、他国市場への展開を図り、海外事業を通じてさらなる成長を目指します。
当社は日本語教育のグローバルリーダーとして、社会的な問題解決にも貢献しながら、企業価値を高めてまいります。
当社の実績
- - 紹介可能国数:11ヵ国
- - 紹介可能外国人材数:10,000名以上
- - 累計卒業生数:80ヵ国以上からの10,000人
LPK TACHIBANA TRAINING CENTER について
LPK TACHIBANA TRAINING CENTERは、インドネシア国内における日本語教育及び留学・就労者紹介事業を展開しており、所在地は西ジャワ州ベカシ市にあります。代表者はMUHAMMAD JAMIL氏です。
株式会社TCJグローバルについて
東京都新宿区に位置するTCJグローバルは、外国人留学生向けの日本語コースや、日本語教師養成事業をはじめ、多岐にわたる教育サービスを提供しています。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
TCJグローバル 公式サイト