NECとクリプトリエがNFTで企業ブランド分析に挑戦

株式会社クリプトリエが提案するNFTプラットフォーム『MintMonster』が、日本電気株式会社（NEC）のブランドエクイティマネジメント機能で活用されることが決定しました。今回の施策は、経営企画・サステナビリティ推進部門による企業ブランドの分析をサポートするもので、新たなコミュニケーション手法として注目されています。

1. 施策の背景

NECでは、ブランドに関する様々なデータを収集し、従業員に情報を伝えるためのダッシュボード「Brand Equity Trend」を設けています。このプラットフォームにより、従業員はブランドスコアや関連情報をリアルタイムで把握することが可能です。また、コラムやアンケート機能を通じて双方向のコミュニケーションも促進しています。

2. 新たな取り組み『MintMonster』

この度、クリプトリエが提供する『MintMonster』を利用した新たな試みとして、従業員がアンケートに答えるたびにスタンプNFTを獲得できる仕組みを導入します。一定数のスタンプを集めることで特典に交換できる仕組みは、従業員の参加意欲を向上させることを目指しています。この取り組みを通じて、より多くの意見を集め、企業ブランドの向上に貢献することが期待されています。

3. 施策の成果

このプロジェクトは、従業員の意識やブランドエクイティへの熱意を可視化することに寄与する見込みです。NFT取得のデータは、今後のブランド戦略に役立てられ、ブランドづくりへの自発的な関与を促すことが狙いです。NECのブランドエクイティエグゼクティブ、角谷様もこの取り組みを歓迎し、従業員一人一人の参加を重視したブランドづくりへの期待を表明しています。

4. MintMonsterの利点

『MintMonster』は、企業がNFTを活用する際の強力なツールです。簡単な配布機能に加え、施策の効果測定機能が充実しているため、利用者はNFT活用の成果を最大化できます。リモートワークや遠隔でのマーケティング施策にも対応しており、地方創生や店舗マーケティングなど、さまざまな分野で展開可能です。

5. クリプトリエの取り組み

クリプトリエは、法人向けにWeb3ソリューションを提供しています。「MintMonster」の他にも、NFTマーケティングやコンサルティング、受託開発サービスに注力し、ビジネスの新たな可能性を拓いています。企業のニーズに応じた柔軟な提案が可能なクリプトリエは、2023年に設立された新興企業として注目されています。