結婚式の後、特別な思い出を一生に残す方法として注目を集めているのが、ウェディングブーケを絵画に変換する新サービス「ハナノエ」です。これは日本初の試みで、結婚式で使用されたブーケの花びらから抽出した色素を用いることで、世界に一つしかないアート作品を創造することが可能です。
ハナノエの特徴
このサービスの特筆すべき点は、何と言ってもその独自性です。1つ目は、ウェディングブーケから色素を抽出した絵の具を使用することです。これにより、結婚式の日の思い出を色彩豊かに再現することができます。抽出した色素と通常の絵の具を組み合わせ、顧客の要望に応じてオリジナル作品へと仕上げます。これにより、結婚式のブーケが一つのアートピースとして生まれ変わるのです。
2つ目の特徴は、実績豊富なアーティストによる制作です。プロのアーティストである大森美瑠氏が作品を担当します。彼女は絵本画家としても知られ、独自の感性でデザインプランを提供してくれます。顧客は、当日使用したブーケを基にした3つのプランから選択でき、さらに似顔絵やその他のイメージにも対応可能です。これにより、個々の思い出や希望を反映した作品が実現されます。
そして3つ目は、飾る場面に合わせて選べる3つのサイズです。サイズはS(20.3〜25.5cm)、M(34.9~44.0cm)、L(42.5〜51.7cm)から選ぶことができます。これにより、お客様は自宅のインテリアや贈り物としても最適なサイズを選択できます。
制作アーティスト:大森美瑠
大森美瑠氏は1990年に石川県で生まれ、岐阜大学大学院で美術教育を学びました。彼女は、教育現場での経験や心の居場所を作ることをテーマに、作品を通じて多くの人々とのつながりを追求しています。これまでには絵本や壁画の制作を手がけており、彼女のInstagramやホームページでその作品を見ることができます。
大森美瑠のInstagram
大森美瑠のHP
サービス開始の経緯
このサービスを立ち上げたボンアート株式会社は、アートを通じて社会課題を解決することを目的に活動しています。特に花業界の現状に対して意識を高め、大量に廃棄される花を有効活用することに取り組みました。その結果、結婚式の思い出を大切にしつつ、環境にも配慮したサービスが誕生しました。これにより、単なる装飾にとどまらず、より意味のある形で花を残すことができるようになりました。
ボンアート株式会社は東京都江戸川区に本社を置き、これからもアートを通じて人々の生活を豊かにする様々なサービスを展開していく予定です。
ボンアート株式会社のHP
ボンアートInstagram
この新しいウェディングサービス「ハナノエ」は、結婚式の思い出を一生の宝物として、大切に残すための選択肢を提供します。特別な日に使用したブーケを、形として持ち続けることで、永遠に記憶に留めることができるのです。これからの時代、ウェディングアートの可能性がますます広がっていくことが期待されます。