運輸業界の健康支援
2025-10-31 10:59:58

harmo、睡眠健康研究所との提携で運輸業界の健康支援を強化

harmo、睡眠健康研究所との提携で運輸業界支援を強化



シミックホールディングス株式会社のグループ企業であるharmo株式会社は、NPO法人睡眠健康研究所と新たなパートナーシップ契約を締結しました。この連携により、運輸業界における健康支援が一層強化されることが期待されています。運輸業界では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が健康起因の事故につながる大きな要因とされています。運転中の眠気や集中力の低下を引き起こすSASは、事故のリスクを約2.4倍も高め、重症化すれば短期間に複数回の交通事故を引き起こす可能性もあります。

睡眠健康研究所との連携



今回の契約を通じて、harmoは運輸業界向けに専門的な健康支援を提供し、SASに関連する事故を未然に防ぐ取り組みを行います。睡眠健康研究所の理事、谷川武医師が顧問医として参加し、現場での具体的な問題に対する専門的な意見を提供します。これにより、業界全体の安全性向上を目指すとともに、働く人々の健康管理を進めていく方針です。

SASの深刻な影響



SASは、昼間の過度な眠気を引き起こすため、その症状が運転時に現れると、重大な事故につながる恐れがあります。実際のところ、国内には約400万から500万人のSAS患者がいるとされており、適切な治療を受けているのはわずか約60万人にとどまっています。この対策の強化は、ぜひとも急務だと言えるでしょう。さらに、SASは高血圧、糖尿病、心疾患などのリスクも高めることが報告されており、その健康影響は広範囲にわたります。近年の研究では、SAS治療により心疾患や脳梗塞の発症を予防できる可能性も示されています。これは特に運輸業界にとって重要な認識であり、早急な対応が求められています。

今後の取り組み



harmoと睡眠健康研究所は、「SASリスク可視化モデル」の開発に取り組むことで、運輸業界の安全性向上に寄与していきます。このモデルは、harmoが持つ健康診断や服薬のデータをもとに、SASのリスクを可視化し、継続的な治療支援の体制を整えることを目的としています。運輸業界の変革を進めながら、社会全体の健康維持にもつながることが期待されています。

谷川 武医師のコメント



谷川医師は、SASが交通事故や生活習慣病のリスクを増大させるだけでなく、放置すると社会全体の生産性にも悪影響を及ぼすという見解を示しました。彼は、harmoとの連携を通じて科学的根拠に基づいた予防策とリスク管理の仕組みが広まることを期待しています。

会社情報



NPO法人 睡眠健康研究所

この法人は2004年に設立され、SASの社会的影響を研究しています。法人向けにスクリーニング検査を提供し、大きな実績を上げています。詳細はこちら

harmo株式会社

harmoは「harmoおくすり手帳」を中心に医療・健康情報を管理するアプリケーションを提供しています。全国で多くのユーザーが利用しており、地域住民の健康増進にも寄与しています。コーポレート情報はこちら

シミックグループ

シミックは医薬品開発を支援しており、健康起因事故に関連する様々な取り組みを行っています。詳細はこちら


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会社情報

会社名
シミックホールディングス株式会社
住所
東京都港区芝浦1-1-1浜松町ビルディング
電話番号
03-6779-8000

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