Kotozna、サッポロホールディングスとの連携で新たなインバウンドマーケティングを展開
Kotozna株式会社は、同社が提供するホテル向けの情報発信およびコミュニケーションツール『Kotozna In-room』が、サッポロホールディングスによるマーケティング実証実験で採用されたことを発表しました。この実証実験は、2024年9月13日から12月25日まで、東京の銀座エリアで行われます。
この取り組みは、銀座エリアの店舗への集客や認知度を高めることを目的としています。新たに開設される店舗情報サイトでは、インバウンド向けの情報が公開され、109言語に対応した情報をリアルタイムで発信していきます。具体的には、飲食店やイベントに関する情報、さらにはクーポンの配信等が含まれます。
実証実験の背景と目的
ginzaエリアは、近年、多くの外国人観光客に利用されており、デジタル技術を取り入れた新しい消費活動の促進が求められています。サッポロホールディングスは、このニーズに応えるために、顧客データを収集・分析し、マーケティング戦略を見極める実証実験を行います。
Kotoznaは、リアルタイムでのデータ収集を可能にするダッシュボードを提供し、マーケティング活動をより一層進化させる手助けをします。これにより、店舗における顧客動向を把握し、各店舗のプロモーション戦略を最適化することが期待されています。
Kotozna In-roomとは
Kotozna In-roomは、宿泊施設向けのコミュニケーションツールで、多言語に対応したチャット機能を搭載し、外国人旅行者が利用する際にお客様とホテルスタッフとのコミュニケーションを円滑にすることに特化しています。2020年にサービスをスタート以来、日本国内の多くの宿泊施設での導入が進んでおり、すでに47000室に導入されています。
実施概要
- - 実施期間: 2024年9月13日~12月25日
- - 実施方法: 銀座エリアでの店舗情報サイトの立ち上げ及びサイネージ掲出
- - 対応言語: 英語、中国語、スペイン語、アラビア語などを含む計109言語
サッポロホールディングスは、この実証実験を通じて、デジタル化の波を捉えた新たなインバウンドマーケティングモデルの構築を目指します。これにより、銀座エリアが持つ魅力を最大限に引き出し、消費の活性化を図る方針です。
まとめ
Kotoznaとサッポロホールディングスのコラボレーションは、銀座の街に新たな風を吹き込む試みと言えます。多様な言語に対応した情報提供を行うことで、より多くの外国人旅行者に向けたサービスが強化されます。この実証実験が成功に繋がれば、他の地域でも同様のモデルが展開される可能性もあり、今後の動向から目が離せません。