2025年4月号の「月刊旅色」では、松井愛莉さんが福島県大熊町を訪れ、その魅力と復興の様子を紹介しています。大熊町は東日本大震災で甚大な被害を受け、その後の復興に向けた取り組みが続いています。松井さんがこの町を初めて訪れた際、彼女は「新しい町をつくっていこうという思いが感じられる、素敵な場所」と評しました。
大熊町は震災による避難指示が一部解除された後、長い年月をかけて復興に取り組み続けています。2025年3月15日には、町の中心部に新たな賑わいを創出するための産業交流施設「CREVAおおくま」と商業施設「クマSUNテラス」がオープンし、地域の活性化が進んでいます。これにより、大熊町は新たな観光スポットとしても注目されています。
「月刊旅色」では、松井さんによる特集「ニューコンパクトシティ 福島県 大熊町の巡り方」が組まれており、復興の進捗とともに町の魅力がふんだんに紹介されています。松井さんは、町の自然に触れ、「自然の声しか聞こえない贅沢な環境でリフレッシュできた」と述べるなど、心温まる旅だったようです。
また、大熊町の四季折々のイベントについても詳しく紹介しています。成人の日には「里帰りもちつき大会」、1年間の成果を披露する「おおくま学園祭」など、町の活気を感じさせる催しが目白押しです。地元の文化や人々との交流を通じて、訪れる人々は新たな発見を得ることができるでしょう。
松井さんは、大熊町では地元の名物料理を楽しむことにも力を入れました。特に、本町産のイチゴである「おおくまベリー」を食べることができ、「本当においしかった」と嬉しそうに語っています。また、イチゴを大量に購入し、彼女自身のルーツに思いを馳せる一幕もありました。
さらに、松井さんは埼玉県さいたま市や北海道洞爺湖の特集も楽しんでおり、埼玉市では「武蔵一宮氷川神社」や「鉄道博物館」などの見どころを紹介しています。さいたま市は東京からのアクセスも良く、気軽に訪れることができる魅力があります。
洞爺湖では、春から秋にかけて行われる花火大会や豊かな自然を活かしたアクティビティが楽しめる情報も盛りだくさんです。特に、洞爺湖鎮の温泉街では、やすらぎの時間を過ごしながら、名物グルメを味わうこともできます。
このように、松井愛莉さんの旅を通じて、復興を進める大熊町や他の観光地の魅力が紹介され、旅色の読者に新たな発見を促す内容となっています。次号は2025年5月号が4月25日に公開され、髙石あかりさんが表紙を飾ります。ぜひお楽しみに!