神戸市が医療スタートアップ支援プログラム「メドテックグランプリKOBE」を開催

神戸市が挑む医療スタートアップ支援プログラム「メドテックグランプリKOBE」



神戸市は、先端医療技術を持つスタートアップの育成に力を入れており、今年も「メドテックグランプリKOBE」を開催します。このプログラムは、医療関係に革命をもたらす可能性を秘めた新興企業や研究者に焦点を当て、リアルテック領域のイノベーションを引き出すことを目的としています。最終選考会は2021年10月12日に神戸市内で行われ、成功を収めたチームには金銭的な支援が贈られる予定です。

プログラムの重要性



神戸医療産業都市が持つ20年の歴史は、この地域がいかに医療関連企業や団体を集積させてきたかを示しています。現在、350以上の企業が集まるこのクラスターは、人材、ノウハウ、インフラを活用し日本初のライフサイエンスベンチャーエコシステムの構築を目指しています。これにより、医療技術の進歩とその実用化を促進し、社会に貢献する取り組みが進んでいます。

応募条件と表彰内容



「メドテックグランプリKOBE」への参加には、医療技術を活用して世の中を良くしたいという情熱が求められます。特に、創薬、医療機器、再生医療、ヘルスケアなどの分野での技術的可能性が期待されています。参加するチームには、最優秀賞として賞金30万円とともに事業投資500万円の権利が与えられ、さらに10件程度の企業賞(賞金20万円)が用意されています。ファイナリストに選ばれたチームには、神戸医療産業都市推進機構および株式会社リバネスからの事業化に向けた支援も予定されています。

エントリー方法



エントリーは、指定されたウェブサイトにてメンバー登録後、ウェブフォームに必要事項を記入して行います。締切は2021年7月12日です。詳細については、公式ホームページでも確認できます。さらに、昨年度の開催結果では、12のプレゼンターが参加し、優秀な技術革新が評価されました。特に「超聴診器」を開発したAMI株式会社は、心音の解析を容易にする技術で最優秀賞を獲得しました。

お問い合わせ先



参加を希望する方や興味のある方は、神戸医療産業都市推進機構や株式会社リバネスへ問い合わせることができます。両機関は、それぞれ神戸市および大阪市に位置し、医療における成果を追求する研究者たちと密接に連携しています。

このように、神戸市の「メドテックグランプリKOBE」は、次世代の医療技術革新を牽引するプラットフォームとして、参加者を待っています。新たな挑戦を通じて、医療の未来を創造する機会が広がっています。

会社情報

会社名
神戸市
住所
兵庫県神戸市中央区加納町6-5-1
電話番号

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